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【エッセイ#10】久しぶりのうどん打ち

引越しの際にうどんを作る用に買っておいた上州地粉を発見したので、久しぶりにうどんを打ってみた。

今回はこねる作業をホームベーカリー君に任せてみたのだが、全然だめ。生地がまとまってないし、弾力もない。
結局手でこね直すはめになった。
機械の羽でこねるよりも自分の手でこねる方が作ってる感もあっていいよね。そういうことにする。

こねた後は2時間ほど寝かせる必要があるので、うどん君には寝てもらいつつ、俺はスプラトゥーンをする。
スプラトゥーンも久しぶりだったので、今日は久しぶりDay。やっぱりスプラは面白い。

ぼちぼち遊んだので、つけ汁を作り始める。
俺は埼玉出身なのだが、埼玉には武蔵野うどんというご当地うどんがある。
これがとても美味しい。地元に帰った時は結構な頻度で食べにいくほど好きな料理だったりする。
だから家でうどんを打つときは、いつも武蔵野うどんタイプにする。

以前マツコの知らない世界とかでも出てたので、今は結構有名なのかな?
太くてコシが強い麺を醤油ベースの濃いめの汁につけて食べる、つけ麺タイプのうどんである。
(詳しくは↓のwiki参照)

今回の具は豚肉とナス、玉ねぎ、しめじ。最初にごま油で具材を炒めるのが個人的なこだわり。あとは麺つゆ、白だし、みりんで味を整えて汁はおわり。

寝かせすぎた生地を起こして、いざうどんを打つ。打ち粉はケチらないのが失敗しないコツ。
麺棒で伸ばして折り畳んで切る。

そしてたっぷりのお湯で茹でる。だいたい10-15分くらい茹でるのだけど、今回は太め&幅広めで切ってしまったために20分以上必要だった…。
茹で終わった麺は流水でしっかりと締めて完成!

いざ実食。
美味しい!!
ゴワゴワで主張が強い麺が、濃いめの汁をまとって喉を通っていく。この感覚、この美味しさ。武蔵野うどんならでは!

ちょっと麺が太すぎたので、次回はもう少し細めにしよう。
こういうちょっとした失敗があるのも、手作りならではの楽しいポイント。完璧だけが良いわけじゃないよなーと感じる。うどん作りも人生も。

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