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ムズムズムズした言葉

あさ、起きて携帯を見ると、楽しくない用件と嬉しい文言が一緒に入ったメッセージが入っていました。

元バイト先の人から遊びのお誘いです。わたしは元バイト先が大好きですが、今回誘ってくれた人と一緒に働いたのは私が入ってからほんの半年。そして遊園地である元バイト先は人の入れ替わりがそれなりに激しい場所です。
必然的に他のメンバーは、私が入る前より早く働きはじめ、私より早く卒業した人たちがメイン。なんなら、面識がない人もいます。

この時点で、誘いに乗る選択肢は消えました。面識のない人達と当たり障りのない会話でニコニコするために休日を使いたくありませんし、断れる自分でありたいですから。

用件はつまらない。でも誘ってくれた本人は嬉しい言葉を送ってくれました。「乗り気じゃないけど、君が来るなら自分も行く」と。

私が来るなら…私の存在有無であなたの選択肢も変わるの?私の存在って、あなたにとってはそれほどのものなの!?

私とその人は、特別親密な関係ではありません。むしろ、よく半年、それも実質一緒の空間で働いた日数は数ヶ月にも満たないのに(遊園地は広いので、配置が違えば1日見ない、話さないこともザラにあるのです)ここまで話すようになったものです。正直、どこを気に入っていただいたのか自分でもさっぱりわかっていません。

それにしても、「あなたが来るなら」という言葉がくれる充足感たるや。幸福度がグーーーーンと上がっていくのがわかります。
だって、その人にとって遊場に行くことの目的は私に会って話すことが第一とも言えるのです。嬉しくないわけがないですし、自らが誘われた時に私を思い浮かべてくれたこと自体がとっても嬉しい。その人の中に私がいるということですもの。大袈裟ですけど、「生きてていいんだ」という安心感すら与えてくれました。

お誘いは断りましたが、んふふ、嬉しさで身体も中身もムズムズムズ。今その人が目の前にいたら、ハグしてほっぺにキスしたいくらい。

あーーーーー、なんて、素敵な言葉なんだ。

よっしゃっ!

今日の仕事も頑張れる。というか頑張らないと嬉しさのエネルギーが消費できない。
お電話ありがとうございます。オレンジの象でございまーーす!


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