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自分で、自分の幸せを。

今日は雨だ。もう梅雨入りしたんだなあ。心のモヤモヤは、雨と一緒に流れてくれるだろうか。そんな今日も、コロナ禍で社会がいよいよ変容してきているな、って感じざるを得ない。そして、募る焦燥感。

ZARAなどを運営するインディテックスもECでの売上比率を伸ばすために、リアル店舗を閉鎖したり、化粧品も徐々に百貨店だけではなくECに移行していったり・・・。人と人との接触が、どんどん離れていってしまうような気がして、味気なくて寂しい。この前、Twitterでやよい軒のニュースが目に留まった。ご飯のおかわりするときに、ボタン一つでご飯が上から降ってくるマシンだった。接触が少なくて衛生的?(ボタンはみんな触るだろというツッコミが当然あったが)本当に味気ない世界になってしまうようで、悲しくなった。ピンチがチャンスに変わることもある。それは分かる。非接触になったらなったで、良いこともあるし、非接触を感じさせないくらいVRの技術が向上するかもしれない。でもやっぱり、どこか味気ない。昭和が懐かしい。私は昭和最後に産まれたから、昭和という時代を知らないけれど、母親はいつも、「昭和は良い時代だったなぁ」と、言う。なんだか、人情臭くて、優しくて、湿っぽくて、温かくて、そんな時代だったのかなぁ。今よりも、きっと時間の流れはゆったりしていたんだろうね。そんな感触が懐かしく恋しい。そんな気持ちになった、梅雨入りの午後。

最近、自分は、人のために何ができるのだろう?という問いと、果たして今の自分は幸せか?という問いが頭をグルグルしている。きっと、自分が幸せになって満たされるからこそ、人のために動けるのであって、やはり自分が幸せになることと同時に、人のために動くことの出来る活力が湧いてくるのかも知れない。だったら、やっぱり「人のために」なんて綺麗事を言わずに、自分を自分で幸せにしてあげよう、って思ったりもする。

その、自分を幸せにすることを何にするか、ということで色々悩んでいるんだろうな。私は今、「クラフトビール事業成功の鍵」という論文の概要を書いている。学会の審査に応募するため。論文は、日本のクラフトビールメーカーを応援したいという気持ちで書いたもの。クラフトビールが美味しくて幸せな気持ちになったことをきっかけに、社会人大学院ではそのテーマで研究することを決めた。事業を成功させるメカニズムまではなんとか導き出したものの、ビールそのものの知識はまだ全然なくて、卒業後に高めていきたいと思ってた。

ビール検定という検定もあるし、ビアソムリエなるものもあるようだ。今は、単純に飲んで感想を述べているだけなので、もっとちゃんとした知識をつけて、クラフトビールの魅力を発信出来るようになれたら、と思う。愉しんで飲むことが一番なんだけどね~。そして、酔っ払ってくると、味が分からなくなってくるんだけどね~。ワインってとてもロマンチックな飲み物だと思うんだけど、それと同じようにビールも色々な世界があるんだなって思って。麦・ホップ・副材料・そして造り手の背景にあるストーリーとか、そういうものを感じながら飲むのが本当に素敵で好きで。お店の樽から飲みたいな。何も気にせずに、お店で飲むことが出来ていた時代が既に懐かしい・・・。たった数ヶ月前のことなのに。

ビール検定の試験日は11月1日(日)とのこと。誰か、受ける方はいますか?(笑)さてと、やってみようと思ったことは、やってみよう。それでさ、別にいいの。自分がちょっとでも楽しいなって感じられたら満点だよ。そうね、じゃあ、ビールの勉強を始めてみることとしよう!!


(おわり)

2020/6/13執筆



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