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無駄なことなんてひとつもない優しい世界であって欲しい。

Hawaiian6さんのMagicを久しぶりに聴きました。

こんなに歌詞深かったの?ってくらい、今の自分には沁みました。

私がこの曲を知ったのは、2011年のイギリス留学中でした。バンドをやりたい!ということで即席で出来たSticky Fingersという男女4名で活動開始するときに、メンバーがこれやろうよ!と言ってきたうちの1曲でした。

ギターを担当することになったのですが(ギターなんて初心者!)、この曲だけボーカル担当になりました。

当時は知らない曲、かつ英語で早口だったので、歌うことに一生懸命でしたが、

今こうやって、ゆっくりと聴いてみると、すごく優しくて寄り添ってくれる言葉ばかりだって気づきました。


音楽を聴いて、お世辞じゃなく、こんなに救われるなんて純粋に驚いた。


思ったんだけど、きっとみんな「ふっ」としたときに孤独を感じたり、前向きになれなかったりする時が必ずあると思うんですよね。

こんなご時世だから余計に。

でも、そういう気持ちになるのは、自分だけじゃないんでしょうね。

現に、こういう歌詞を書けるっていうのは、この人もそう感じたんだと思います。


人間ってそういうものだよね。


弱さって、見せてもいいし、なんなら自分の全部を優しく包み込んでくれる世界であって欲しいですよね。


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In this life there is nothing without some meaning.

Even the scars and the lies and the regrets become part of your body.

無駄なことなんて、一つとしてない。

傷も嘘も後悔も、全ての経験は、あなたの血肉となり、糧となる。

Just live for yourself.

人のためじゃない、自分自身のために生きていいんだよ。


So don't you try the impossible.

I know that you are so lonely and weary.

無理なことなんてしなくていいから。寂しいの知っているよ。


The world makes you feel you are alone.

Too many people and your life is nothing.

ふと気がついたとき、世界は広く、自分がちっぽけで孤独に襲われることもあるよね。


But you don't forget you are the only one.

To you irreplaceable.

でも、あなたは、唯一だし、代わりなんていないんだよ。特別なんだよ。

Hope and despair are waiting for you.

But still our lives are shining just like magic.

希望も絶望も、どちらも人生あるよ。

でもね、それでも私たちの人生は輝いているよ。

(Hawaiian6 Magicより一部抜粋/筆者訳)

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Sticky fingers Live @ Leeds University in 2011.

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このご時世、明るく前を向いていくことが難しい日もあります。


私もそう。


でも、生きていれば、いいこともあるよ。


こうやって、信じる気持ちが大切。まずは、それだけでいい。


Emi

2021/01/10

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