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行動制限のない夏に 0807(日)晴 ●大澤真幸+平野啓一郎「理想の国へ」読了。このご両人は何度も対談を重ねてきた関係らしいが、対談本は初めて読んだ。文明論から平成論、三島論などの興味深い話の他、コロナ禍からウクライナ戦争まで、現在進行中の出来事を含めて、真摯な話し合いがされていた。もちろん、何か結論じみた話があるわけではないが、時事問題の解決策を考えるにも、ちゃんとしたプリンシプルがないと議論は漂流すると言う指摘には納得。普通に考えれば、日本の将来に希望など何も持てないが