iPhoneとiPadのバッテリー交換へ。
前の記事でiPad Pro 10.5インチに不具合が出たため、バッテリー交換の依頼をするついでにiPhone 11のバッテリー交換もすることにして、まさかのバッテリー交換のハシゴをするというお話を書きました。
ということで今回はその顛末です。
まずはiPhone 11から
予約が先のiPhone 11を預けるためにまずはApple直営店へ。
デカいモニターのド真ん前で修理の受付です。
前に一度やってるのでそれほど戸惑うことはありませんが、バックアップも取ってるし、あとは「iPhoneを探す」を無効にしてケースを外して渡すだけ。
で、事前の診断をしてもらいますが、まさかの左スピーカーにエラーあり。
ん?普段たぶん鳴ってまっせ??
診断の誤診の可能性もあるとのことなので、ここは触れずに修理ってことで。
ガワを開けて水没等の他の不具合が認められる場合、そのまま閉じて修理キャンセルという流れになる旨の説明に同意して、預けて終了。
新年なので少し時間がかかるとのことで、最短の上がり時間がiPad Proの予約時間と丸かぶり。
ちょっと遅れても大丈夫とのことなのでとりあえずそのまま店を出ます。
実はiPhone 11は一度水たまりに落としたことがあり、すぐに拾って無事とスピーカーの水抜きもしたことがあるんですが、その後不具合があったことはなかったのですっかり忘れていました。
ここにきて修理不可キャンセルは嫌すぎるなあ。とりあえずギリギリまで運用はするけど。
もし修理不可になったら、iPhone 12か13の中古端末購入も考えないといけないかなと。
その後は時間があるのであちこち見て回りましたが、途中で休憩を取ろうにもどこも店が満席では入れません。人大杉。
iPad Proの修理受付へ
ということで、ようやく時間が来たのでiPad Proのバッテリー交換です。
こちらはビッ○カメラで予約。
時間になってApple修理窓口へ行き、症状を申告。
受け取るなりなんか舐めるようにiPadを様々な角度から見る担当者。
「膨らんでますか?」
「いえ、iPadはAppleに送っても修理不可で返されることが多いので歪みがないか確認してます」
購入時からケースに入れて使ってるのに歪むかいな??
ビックカメラで修理をしているわけではなくAppleに送って修理して返送となるとのことで、その際に修理不可の判定を食らって未修理返却になることがあるそうな。
向こう(Apple)でバラしてバッテリーを入れ替えて修理、という内容の説明があって、その際にNGが出るという説明だった。(何度もその話をしてかなり念押ししてくる)
だいぶ念押ししてくるなと思いつつ、先程のiPhoneの「開けてみてバッテリー以外の不良がある場合にそのまま閉じる」という説明とも一致してるのであまり気に留めず。
その後も診断に入ってもWi-Fiがすぐに切れるとか液晶に押し影があるとかなんかいろいろ難癖をつけてくる。
Wi-Fiが切れるのは余程プアなルータ使ってるか電波干渉があるのでは?ルータの設置場所は??
うちではルータが調子悪かったとき以外は一度も切れたことないわ。
押し影があるってんなら、それバッテリー劣化で膨らんでる可能性があるのでは?
その後ハード診断に入ってもWi-Fiが切れるとぶつくさ言いながら、やっと診断が終わると……
「容量は劣化の規定に入ってないのでバッテリー劣化ではないです。修理受けられません」
いやいや、使用中に落ちたり再起動したら残量おかしいって言っとるやろ。
裏に引っ込んでしばらくして戻ってくると、バッテリー交換での修理受付はできないから本体交換(約7万円)で受け付けないと引き受けられないとの回答。
まあ、門前払いっすな。
7万円出すならもう少し出して中古のiPad Air第4世代あたりを買うわ。
最後まで歪みがどうのとブツクサ言ってましたが、とりあえずキャンセルして離脱。
てか修理受けたくないなら最初から受け付けるのやめたらいいのに……正規サービスプロバイダといっても所詮は外注ってことなんだろうか。
不快感だけ募らせ、iPhone 11を受け取りにApple直営店へ。
Appleやっぱり手厚いわ。
iPhone 11は無事バッテリー交換で修理が完了しました。
まあ、こちらはね。
で、もう一つ相談あるんですが……とダメもとで言ってみたら聞いてくれて、iPad Proの症状について申告。
「バッテリーの劣化による症状と思われます。液晶の押し跡もバッテリーが膨らんで押している可能性があります」
「iPadは基本的にバッテリーのみの交換はやってなくて本体交換(入替え)になるので、交換用の在庫がない場合は取り寄せての修理になります」
「交換費用はバッテリー不良の対応となるので1万5千円の概算見積となります」(本体交換は約7万円という話は出なかった)
「今日は交換用在庫がないのと、Genius Barの予約枠が空いてないので申し訳ないのですが改めて予約を取っていただかないといけません。在庫についてはその都度の状況確認になります」
(以上実際の会話内容を若干意訳)
などなど非常に丁寧な説明と、予約手続きを手早くして下さる。
……てか、ビック○メラの説明間違ってね?
まあ、実際に診断してもらわないとまた話が変わる可能性は否めないものの、さっきのビックカメ○の応対に比べると信頼性が段違い。
加えて使用用途についての話をして今この状況は本当に困ってるという話をしたところ、ちょっとした提案もあったり。
あまり妄信的に持ち上げるのは好きではないし、その意味で「信者」ではないと思ってるんだけど、今日は終始Appleストアの対応が良すぎて賞賛を送ることを躊躇う余地がなかったわけですよ。
(数年前に前のMacBookProを買うとき、直営店で外国人のスタッフにめっちゃ舌打ちされたりしたから、ハズレもあるとは思ってるしね)
予約をとってもらったので再度行く手間が発生はしたものの、まあ仕方ねえわな。
結局のところ最初からAppleに直接持ち込んどけばよかったということなんだけど……
結局受け付けてもらえました。
翌日。再予約の時間に再びApple直営店を訪問。
改めて事象を申告すると、基本的に前回の説明と同様。
「診断の結果は確かに容量は91%と出ますが、症状と液晶のホワイトスポットの発生状況からバッテリーの劣化と膨張と判断されます」
「バッテリー料金での本体交換で進めます。在庫がないので確保次第ご連絡し、後日入れ替えで対応いたします」
前回と説明に全くブレがないから迷う余地がないのよね。
担当者が違ってもまったく同じ説明ができるってアフターサポートではかなり大事だと思う。
ということで、わずか10分で修理受付が完了しました。
余計な手間がかかってしまいましたが、正規サービスプロバイダだからといって信用できるとは限らないという貴重な学びを得ることができました。
案外正規サービスプロバイダで修理を拒否されたり高額な修理費を請求された案件も、直営店で依頼してたらすんなり受け付けてくれたり安い金額で修理できたりしてるのでは……という不安を覚えますが。
代替品の準備ができるまでまた数日先送りにはなりますが、解決が見えてきたので安堵しています。
あとは粛々と進めるのみ。
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