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自己肯定感について

最近よく耳にする「自己肯定感」について。

私自身はあまり意識したことはなかったのだが、私の自己肯定の高さやどいう幼少期、青春時代を過ごしたり環境下でそうなったのか?と聞かれることがたまにあり、もし誰かの参考になるのなら、と私なりに考えてみようと思う。

そもそも自己肯定感とは?

(ウィキペディア(Wikipedia)より)

自己肯定感(じここうていかん)とは、自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉であり、自尊心(英語: self-esteem)、自己存在感、自己効力感(英語: self-efficacy)、自尊感情などと類似概念であり同じ様な意味で用いられる言葉である。現在、これらの言葉は多義的に用いられることが少なくなく、結果としてあらゆる肯定的な心理的要素を表現する包括的名称(umbrella term)となっているという指摘がある。

自らの在り方を積極的に評価できる感情

自らの価値や存在意義を肯定できる感情

確かに私は高い方だとは思う。

小学校の通信簿で「積極的に発言できる。」は「よくできました。」以外付いたことがなく、自分の考えや行動が間違っているかもしれない。と不安に思うことは他人から指摘されるまでほぼない。

「我が強い」「自己中心」よく言われるし自分の欠点だとも自覚している。

なので昨今雑誌やネットでの「自己肯定感の高め方」の特集を目にし、肯定感が高いことが良しとされていることに違和感を感じてはいる。

どんな幼少期?

周囲から認められ、褒められる環境で育ったと思う。

家庭環境は運ゲームでしかないので、自慢するつもりはないけど経済的にも環境的にも恵まれていたと思う。

欲しいものを我慢した記憶もなく、習いたい習い事は何でもさせてもらえて、行きたいところはほぼ連れていってもらった。

幼稚園に入る前から近所に友達が沢山いたし、リーダーシップを取って遊びを提案したり、この遊びをするには誰を誘ってどこですればいいか?と考えることも好きだった。(今でいうアサインスキル)

グループを作って何かを企画することは大学生になっても変わらなかったと思うし今も同じ。

鬼ごっこが合コンに変わり今はプロジェクトになった、という感覚。

たまに「久賀田さんは誰に何をお願いすればいいかが適格。」と言ってもらえることがあるが、恐らく幼い頃から周りの人を観察して、何かを企画することが好きだったんだなあと思う。

自己肯定感はどこから?

リーダー気質と提案力、それを形にする行動力はは昔から持っていた。

創造性や行動力、自信ってどこから磨かれたのかなあと考えると私は幼稚園での教育がベースになっている気がする。

私大の付属幼稚園だったが工作に力を入れた園で、トイレットペーパーの芯やお菓子の空き箱を自宅から持ち合わせて、なんでもない材料を組み合わせて作品を創り出すことをよくしていた。

デザイン的にイマイチなものも沢山あったと思うけど、何を作っても認められ、ゆきちゃんすごい!才能あるね!!と先生も両親も褒めてくれたので自分が作ったものに対しての自信、「私はできる」とう肯定感がどんどん育っていったのだと思う。

ピアノ、習字、スイミング、学習塾、いろんな事をさせてもらったけどどれもそれなりにできて、「出来ないことは攻略して当たり前」という感覚も芽生えていった。

でも全てが成功体験ではなく、部活動で本当はキャプテンになりたかったけど副キャプテンになったことや、学習塾でクラスが1つ下がっただけでプライドがへし折られてすぐ退塾したこともある。

「できない自分」を認められず、すぐに優勢でいれる環境に逃げる性格でもある。

環境を選ぶ。

自分が優勢でいれる場所に身をおくことで更に肯定感が高まっていったのかもしれない。

劣等感を感じる場所に居続けることは私にとって最大の苦痛なので、その場所で優勢でいれるよう努力するか、環境を変えるかどちらかの行動をすぐに取ってきた。

自己肯定感がどうして高いんですか?と聞かれたときの明確な答えになっているか分からないけど、

優勢になれる場所でしか生きない。

というのが無意識に今も私がしていることかもしれない。

弱い立場のひとに

私はたまたまラッキーな家庭環境に生まれ、肯定感を高めながら自我を形成できたけど、それは運が良かっただけ。

社会では個人の努力や意識だけではどうにもならない人は沢山いて、何かの形で還元することが社会での役割だと思っている。

弱い者いじめや弱者搾取は昔から絶対しないと決めているし、正義感が無駄に働いてそういったことを排除していきたいと出しゃばることもたまにある。そしてたまに事故する。笑

とはいえ、私自身もまだまだ社会的に力のない人間なので、まずは自分が社会的に成長していかないといけないなあと思っています。

なるべく客観的に自分を見て、自分の欠点を治しながら社会に必要とされる人間になりたいなあと日々思っている。

久賀田有紀(くがたゆき)

写真5 - コピー

教員を経てネイリストに転職。

現在ネイリストとして働く傍ら、ネイルサロン2店舗経営、商品開発、海外ネイル協会運営、シニアネイル事業の監修を行っている。

㈱マニクリエーション代表取締役

一般社団法人海外ネイル協会 代表理事

【銀座・京都ネイルサロン】maninail http://mani-nail.com/

【ネイリストと海外をつなぐ】海外ネイル協会http://jnisa.com/

【シニア向けネイル事業】えがお爪工房 https://egao-nail.jp/




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