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目指すネイルサービスのかたち

来月に直営として3店舗目となるネイルサロンをオープンします。

なぜこのコロナ禍で、美容サロン需要が減り、閉店しているお店が増える中で更に展開しようと思ったのか。

それは新しい店舗スタイルのかたちをこのコロナ禍だからこそ作りたいと思ったからです。

目指していること

私が経営者として、ネイリストとして、目指していることは2つ。

①ネイルサービスが今以上に社会に浸透すること。

②ネイリストと海外を繋ぐこと。

2つ目はもう一つの法人、海外ネイル協会で活動していることなので、会社としての目標は1つ目の地域への浸透

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絵を書くことが好きで始めたネイル、腕ひとつで自由に働ける仕事だと独立し、その中で自分が行っているネイルサービスの社会的意義について常に考えてきました。

「お客様にとってネイルをする意味はなんだろう?」

「社会から見たネイルサービスの存在感は?」

ネイルサロンに毎月通って下さるお客様のミクロな視点と

ネイルサロンと縁遠い多くの人たちのマクロな視点で

自分が行っている事業について定期的に見つめ直しています。

一定のお客様が来て下されば、「好きだから。」「得意だから。」で成り立ち、持続できる事業ではありますが、それで終わりたくなく、広がりを作って社会に必要とされる会社になるにはどうすればいいんだろう?

地域に必要とされるサービス作りをする。

ネイルサロンというと爪先の装飾をして簡潔するイメージを持っている方が多いと思いますが、サービスをする中で実はいろんな要素が盛り込まれています。

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どうしてネイルサロンに行くのか?

まだまだネイルサロンに行ったことがない人が潜在的に多いものの、月に1回通って下さるお客様の割合は増えています。

「ネイルサロンにどうして通う?」その意味を考えてみました。

①爪がキレイになると気分や美意識が上がる。

爪先は一番自分の視界に入る部分。私も初めてネイルをしてもらった日には「こんなに自分の手を見る事がない!」と驚きました。

「キレイ」が目に入ると、感情的にリラックスしたり気分が良くなると言われています。

②月に一回会うネイリストと話す。

定期的に会う、「程良い他人」がネイリストだと思っています。

日々の生活では繋がっていないけど毎月会う存在。

女性が利用することが多いネイルサロンですが、女性にとってのスナックや行きつけのバーのような、職場でもない家庭でもない、サードプレイスの位置付けです。

プライベートでもキャリアでも「月に一回話す人」がいることで1ヶ月の振り返りや成長を確認できる、と意義を感じて下さる方も増えています。

③自分を労わっているご褒美時間。

お仕事やプライベートで日々忙しく過ごし、手が空けばついスマホを触ることが多いこのご時世。

ネイルを施術する時は基本的に両手がホールドされている状態です。

物理的に余計な情報が入ってこない環境で、サービスを受ける時間は「自分の美容のためだけの時間」として目や耳、心を休ませてリラックスしていただけます。

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ネイルサロンがもたらす効果

爪を装飾、お手入れすることはもちろん、綺麗にしている「時間」や、定期的に会う「人」、自分で知りえない「情報」を得ること。

爪先を彩るだけでない、又はそれ以上の理由で通ってくださっているお客様が多いことにネイリストとして働く12年間、気づかされることが少なくありません。

①ネイルサロンファンの方にとっての「場所」「時間」「人」

を元に、より社会に浸透し地域の人から必要とされるためには

②ネイルサロンに行ったことがない方にとっての「場所」「時間」「人」

両方のお客様に求めてもらえる店舗作りを「ネイル」をフックに考えています。

前置きが長くなりましたが、ここで新店舗のはなし。

新店舗について

今まではネイルサービス中心でしたが、新店舗は「情報発信」となるアンテナショップをコンセプトに、地域に愛されるお店を目指しています。

ネイルサービスはもちろん、ネイルサービスを受けない方も「あのサロンに行けば良い情報が得れ、良い時間が過ごせる。」と思ってもらえるお店作り。

地域に溶け込めるサロン作りをしたく、住宅地、駅近、路面店を選びました。

https://nailbook.jp/nail-salon/29688

チラシ

この3店舗目をベンチマークとして、新しい情報や刺激、ワクワク、を求めていている地域の人のための場所として、どんどん広げていきたいと考えています。

「この地域にネイルサロンがあってよかった。」

「ネイリストさんに毎月会うことが楽しみ。」

サロンやネイリストの存在が地域の人に求められるお店作りをしたいなと考えています。

今後もネイルサービスがもたらす時間・繋がり・場所を元に、社会の需要に合わせてサービスを広げていきたいと思っています。

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久賀田有紀(くがたゆき)

教員を経てネイリストに転職。

ネイルサロン3店舗経営、商品開発、海外ネイル協会運営、シニアネイル事業の監修を行っている。

ネイルサロンが地域に浸透することと、ネイリストと海外を繋ぐことが目標

㈱マニクリエーション代表取締役

一般社団法人海外ネイル協会 代表理事

【銀座・京都ネイルサロン】maninail http://mani-nail.com/

【ネイリストと海外を繋ぐ】海外ネイル協会http://jnisa.com/

【シニア向けネイル事業】えがお爪工房 https://egao-nail.jp/





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