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年末年始の振り返り

詳しい経緯は12月28日のブログに書いたとおりなんですが、今年はもっとアクティブにSNS間を連携させて、ネット上の自分とリアルの自分の境目をできるかぎり無くし、私という人間の行動や思考をクリアーにしようと思います。

何を考えているのか何を食べているのか何を聴いて何を見て何を感じているのか、SNSへの投稿はその一瞬を切り取る。それを脈絡なく繋げていく。
思えば私の思考には脈絡がなく、wikipediaのリンクのように、あるいはもっと無目的・無作為に別の話題へとジャンプしていく。この思考回路はSNSへの投稿と相性が良いように感じた。いちいち前の投稿を振り返って話題をつなげたりしない、見たものを見たときに思ったことを添えてただ投稿している。1日の終わりに日記のようにまとめて整理しようとするとどうしても話の繋がりを探してしまう。私は日々をフィクションにしたくない。

とはいえ脈絡のなさから一貫性を見つけるのも面白くて、あと単純にアーカイブ的なことが好きだし面白そうだから、noteのほうに1週間なり10日なりまとまった日にち単位での振り返り記事を書こうと思ったのです。


これが決意のはじまりの日記。身体の透明化をはかること。


ベジ生活を始めたのは、インド人の占星術師に見てもらったときに「お前には火星(とその守護神ハヌマーン)が守護星としてついているが、実は火星は凶星だ。なので火星(ハヌマーン)の日である火曜日には殺生を謹んで善行を積みなさい」と言われたからです。
なのに仕事の都合でこの日にしかエビカレーを作れず、エビの首をぼきぼき折ってしまった。一応、数日前に冷凍庫に入れたからその日に殺したんだ、今日殺したわけじゃないんだ、と心の中で火星とハヌマーンに言い訳しましたが。バチがあたったのか、エビカレーは少し失敗しました(クミンを入れ忘れた)。


この知人に続いて、FBでつながっている別の知人や、インドに住んでいたときにお世話になった人も、SNS断ちやデジタルデトックスをするという投稿をしてました。コロナも影響しているんだろうか。日々めまぐるしく入ってくるニュースに疲れてしまうような。
坂口恭平のように日々のレイヤーをずらして自分の空間を生きる人がこれからどんどん増えるかもしれないなあと思います。(とはいえ坂口さんはツイートしまくっているし、私の理想はあんな感じで、脳内に浮かんだことをどんどん垂れ流していきたい)
ちなみに、日記に書いた知人は自分の時間を取り戻してやりたいことをやるためにSNSをやめるのだと言っていて、昨日会ったときには、久々に絵を描くなどして楽しく過ごしているようでした。嬉しい。


今年のはじまりはここ数年の中でもトップクラスに楽しく嬉しい年越しになりました。会いたい人と会えたということが嬉しい。


今日までは仕事を一切しないと決めたので、本を読んだり、ラジオを聞いたり、普段見ないテレビを見てみたり。今年は健康に気をつけるという決意も念頭において食事のバランスに気を遣ってみたり。なんでもない日々の暮らしを送ることが趣味というか楽しみの一つという、安上がりな人間でよかったです。
雑誌「暮らしの手帳」のバックナンバーを整理していて、戦時の丁寧な暮らしと今のコロナ禍での日々を重ねて考えてしまう。この思考はもう少し掘り下げた方がいい。


趣味の一つがラジオを聞くことで、テレビは観たいアニメと番組があるときにしかつけない(普段コンセントを抜いている)けど、ラジオは何もなくてもとりあえずつけてしまう。
そんなふうになんとなく安住アナのラジオを聞いている最中、Twitterで武蔵小山のインド料理屋が閉店につき什器類を大量に売り出すというツイートを見たので5分で支度して家を飛び出したのでした。
武蔵小山には初めて行ったけど、変な街だなあというのが第一印象です。駅を出てすぐ目の前に大きなショッピングモールが広がっているけど、それに隣接してアーケードの商店街があり、チェーン店が多いようだけど純喫茶のような店も残っており。路地裏に入れば畳屋やスナックなど昔から残っているようなお店も並んでいて。新旧ミックス、和洋折衷。そんな言葉が浮かびます。


心に影が忍び寄るような日。私がどれほど甘えん坊で、どれほど世間知らずで、どれほど鈍感で頭の回転が遅いのかということを嫌というほど思い知りました。それでも今このタイミングでそれを知ることができてよかったのだと信じたい。
もうまもなく緊急事態宣言が出るだろう、さらなる時短営業の要請もあるだろう、そんな雰囲気にソワソワしてしまう。SNS断ちをした人はこの不安感から開放されているのでしょうか?それとも、どうあがいても目に入る「自粛要請」「緊急事態」の文字に心臓をきゅっと掴まれていたり、どうにも足が沈んでいくような感覚をおぼえたりしているのでしょうか。
夜、西荻窪でお酒を飲んだ後、先が見えないストレスもあったし、別の少し嫌なこともあって、人前でしくしく泣いてしまった。
もやもやするまま帰宅しようと駅に向かったら酔っぱらった女性が座り込んで動けなくなっていて、なんとか介抱して歩いて帰れるように(タクシーには乗車拒否された)なったのを見送る頃にはなぜだか気分が明るくなっていました。なぜだろうね。


一週間のライフログ、ちゃんととれてなかった。三日坊主が丸わかり。

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