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チャレンジはマラソンのように。

最近、新しいチャレンジをしている中で、今折り返し地点に来ている。

スタート地点では意気込んで、その勢いに乗りながら進んでいき、その後次第に『続ける』ということが正直かなりシンドくなっていった


そして更にその過程を通過して、今はほんの少しずつではあるけれど、そのシンドイ状況が薄らいでいっている感覚がある。(もちろん今でも気を緩めれば、直ぐにシンドくなるんだけれど)


『この状況、なんかに物凄く似てるなー….』
そんな風に考えていたら、過去の記憶が蘇ってくる。

中学時代、私は陸上部に所属していた。短距離走や高飛びという、瞬発力が必要な種目が得意だったけど、長距離のような持続力、忍耐力、長時間を費やすものがとにかく苦手だった。


でも、毎日の部活の練習の中で、1日の終わりに必ず長距離を走らされていた その時に否応なしに味わった、長距離走の「デッドポイント」と「ランナーズハイ」
その感覚に似ている。


長距離走は、走り始めてしばらくすると、得も言われぬ息苦しさに襲われ、呼吸は乱れ、体は重くなり、もうダメかも…。そういう弱い心が現れる。


そこを長距離走で「デッドポイント」と呼んでいる。まさしく、死にそうになるような苦しさ。


でも、このデッドポイントを乗り越えて走り続けると、今度は何だか心地よく、軽やかに、更には力強く走り続けられるポイントがある。どこまででも走れるような、まさに無敵の状態。それがよく耳にする「ランナーズハイ」という状況。


人によって、それぞれのポイントを迎えるタイミングも、その状態にいる時間も違う。でも、走り続けさえすれば、必ず訪れるであろう、その感覚

それは、何か新しいことを始めたり、続けようと思った時にも、しばしば起こりうることだ。


でも、その状況を俯瞰して捉えて、『お!私、今デッドポイント通過中だな』
とか、『もう直ぐランナーズハイ状態になれるかも?』そんな具合に、次に起こるであろう感覚や状況をある程度わかっていたら、少しは心に余裕を持って、シンドイことにも取り組めるかもしれない。


あなたは今どこらへん、走ってますか?

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