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自分の解釈を入れずに、ちゃんと聴くのは難しい

こんにちは。

昨日はキャリコン更新講習を受けました。来年国家資格が更新なので、受けないとまずい。。


グレーゾーンの手前、ちょっとメンタル気をつけたほうが良いかも?というアラートを面談でキャリコンが感じたとき、ストレスを緩和させるにあたり、キャリコンができる支援策は?というお題でした。


実際、転職したいです!を掘り下げると、それって人間関係のストレスで、解決策は転職ではない。。ということもよくあります。


ストレスを抱えているクライアントに対して、いま感じている感情に一歩より深く踏み込むロープレをしたのですが、難しい💦


例えばツライですといわれ、そうですね、ツライですねと返すのはもちろんできますが、どのくらいツライか?明日会社に行くと考えるとお腹が痛いぐらいツライのか?とか、ツライことを考えると身体に症状が出るレベル感なのか?等、ツライの感情にどこまで踏み込めるか?踏み込むことで、メンタル課題を解決する手法のどれを提案するか?という講義でした。


特に、ロープレ事例で、育休復帰して、家事も育児もパツパツでツライという事例があり、それ、私も経験したし、相談の事例も多数知ってるし、これは楽勝だ!と思いました。


が、この自分が経験し、共感できる出来事こそ、ちゃんと聴くのって難しいんですよね。


経験があるが故に、クライアントさんではなく、自分の過去にいつの間にか共感してしまうので、ちゃんと自分のことは傍におき、目の前のクライアントさんの話を聴かなくてはですし、

先生からのフィードバックで、要約すると、その方は完璧主義だから、パツパツになっているかもしれないけど、完璧主義という言葉はキャリコン側の解釈が含まれた要約で、本人の言葉ではない。本人の言葉から要約を持ってくるようにとご指摘があり、ハッとしました。


おうむ返しなんて、、傾聴だけしても課題解決しないじゃん!と思う方も多いですが、本人の言葉をそのまま返し、こういう感情ですか?と感情に踏み込むことで出てくる本音、本当の課題も見えるんだなというのが学びでした。


また、上司から部下へ、会社の決定事項を伝えると、それが代表の意図した通りにメンバーに伝わらないということが、よくありますが、これも、意思決定を伝えるリーダーの考えや解釈が入ってしまうので、えっ、そんなことホントに言われたの?が起きてしまうのかと。。


ちゃんと聴く、それを自分の解釈を入れずに、ただその人が発したことを受け入れ、受け入れたことをそのまま返す、自分の解釈をいれないって改めつつ難しいなと感じました。


キャリコンって難しい。まだまだ精進する必要ありますね。


解決策を提案するよりも、ちゃんと聴くって改めて難しいんだなと思いました。



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