家庭でできる小学生のモンテッソーリ＃３　水の働き

みなさんこんにちは。ＡＭＩ（国際モンテッソーリ協会）認定モンテッソーリの6－12歳（小学校）教師のあべようこです。

このマガジンの記事では、日本では良く知られていないモンテッソーリの小学校教育について色々な記事をお届けしています。

本日は、家庭でできる小学生向けのモンテッソーリ教育をお届けいたします♪

おうちでモンテッソーリ

最近では「おうちモンテ」という言葉もあり、乳幼児期のモンテッソーリ教育（特に日常生活の練習や指先の動きを練習する活動）をご家庭でやられる方も増えているようです。

児童期になったら、おうちモンテはできないとお思いの方、それは違います。

もちろん、それまでのおうちモンテの概念を変える必要はあります。何故なら、運動の敏感期があって、動きを練習することを喜々として行っていた幼児期とは違うからです。

児童期は子どもの「世界のはてまで知りたい！」「理由を知りたい！」「想像したい！」「実験したい！」などの様々な別の欲求が出てきて、それにママパパなりにつきあって、探索への入口をひらいてあげるのが小学生向けのおうちモンテだと思うからです。

え？面倒くさそう・・・と思う方もいるかもしれませんが、子どもと一緒になって楽しむことができれば、児童期の子どもとの時間は大人にとっても再び学び発見する、良い機会にもなります。

水の働き

以前書いた、「モンテッソーリの小学校教育➀～地理～」の中でも、「水の働き」という以下の活動を紹介しました。

モンテッソーリ小学校の地理の一部にある、「水の働き」をいう活動では、川の働きや、水による浸食などについて、チャートや実験を通じて学んでいきます。

モンテッソーリ小学校のクラスでは、水が土壌を運び、堆積されること体感する実験を、川の模型（River model）をつくって行います。子ども達も大好きな活動の一つです！

ただ、そんな水の働きを、家庭でもお子さんと一緒に近所の公園の砂場で行うことができます。