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モンテッソーリ小学校に通わせている保護者さんの感想

皆さんこんにちは!あべようこです。

モンテッソーリ小学校について、私はいつも先生目線で考え、記事を書いています。

実際に子どもをモンテッソーリ小学校に通わせている保護者の方が感じることはどんなことなのでしょうか?

そこで現在、お子さん二人がモンテッソーリ小学校にお通いのしばたゆみこさんに、モンテッソーリの小学生の保護者として感じることを伺いました。

ゆみこさんには、以前アシスタントコースの記事も書いて頂いているので、こちらの記事もあわせてご覧ください!

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しばたゆみこ:国際モンテッソーリ協会(AMI)小学校課程アシスタントコース修了。臨床心理士、公認心理師、食育インストラクター。家族の帯同で渡米した際、子どもがモンテッソーリスクールに入学したのを機にモンテッソーリ教育に関心を持つ。子どもが学びを楽しみながら成長する様を目の当たりにし、帰国後もモンテッソーリの理念で子どものサポートをしたいと思い、AMI小学校課程アシスタント資格を取得。現在モンテッソーリファーム開校準備のメインスタッフとして活躍中!

モンテッソーリの小学校教育を知らずに入学

ゆみこさん1

「日本には現在モンテッソーリ小学校は3つ。その中の一つに私の子どもたちは通っています。

私がモンテッソーリ小学校教育に出会ったのは、3年前に夫の留学帯同でアメリカに滞在した時です。日本にいる時に子どもがモンテッソーリ教育を取り入れた幼稚園に通っていたので、慣れた教具がある方が英語が話せなくても馴染むのではないか?と考えてモンテッソーリスクールを探しました。

モンテッソーリ小学校教育のことなんて何も知らずに(笑)。

言葉が分からない中でのスタートだったので、最初は子どもがかなり苦戦しました。小学校ではアカデミックなことを学ぶので、言葉を知らないとそもそもが理解できないのです。でもラッキーなことに子どもの担任の先生はエレメンタリーのトレーニングも行うような、とてもベテランの先生でした。言葉は通じないながらも子どものことを本当によくみて、子どもが興味を持つものをいろいろ提示してくれたのだと思います。

通い始めて数か月した頃から、子どもの表情が変わってきました。「言葉が分かるようになったからかな」と思ったのですが、それだけではないことに、ふと気が付きました。

学ぶこと自体を楽しんでいる

ゆみこさん2

渡米して数か月後、子どもが学校で学んだことを帰宅してから嬉しそうに話すようになったのです。そして話している間に湧いてきた疑問を翌日学校に持っていき、先生に聞いたり調べたりして帰ってくる。そんな日が続くようになりました。

私は毎日のように子どもから新しいことを教えてもらいました。そして「学ぶこと自体を楽しんでるな」と感じました。

私自身は心理学が専門ですが、心理学のことを学んでいる時は本当に楽しいです。モンテッソーリ教育のことを学ぶことも楽しいです。

つまり自分の興味関心があることを学ぶって、とても楽しいことなんですよね。楽しいからもっと知りたくなる。そんな循環が生まれているようでした。

そして日本に帰国後も、東京にあるモンテッソーリ小学校に子どもを通わせました。

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