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モンテッソーリ小学校教育の系統 数教育
みなさんこんにちは。AMI(国際モンテッソーリ協会)認定、現役モンテッソーリの小学校教師のあべようこです。
このマガジンの記事では、日本では良く知られていないモンテッソーリの小学校教育について色々な記事をお届けしています。
本日はリクエストのあった、モンテッソーリの小学校の数教育系統(?)のようなものに挑んでみたいと思います!!!
以前コメント欄で、購読者さんに頂いた「エレメンタリーの系統図のようなものを知りたい」というコメント。
その時、私もふむふむと納得しました。なぜなら、全体像が見えていないのにちょこちょこと細かく活動を紹介されても、イメージがわかないですよね。
ですので、系統的な記事を作ってみようと試みました。
3-6歳の数教育の系統
さて、これを購読されている方の中には、幼児期のモンテッソーリ教育をしっかりと学ばれている方も沢山いらっしゃると思うのですが、3-6歳の数教育は以下のような流れでしたよね。
➀1から10までの数と0の概念
↓
②十進法
↓
③連続数
↓
④基本的な数の組み合わせの暗記
&
⑤分数
➀1-10の概念は、たくさんの具体物を使って、1-10の数の量と数字と数詞を一致させました。
②十進法では、ビーズやカード、他の教具を使って割と大きな数の足し算、ひき算、かけ算、わり算などを、持って重さを感じたり、目で差の違いを見たりするなどの感覚を使って行いました。
③連続数では、11-19からはじまり、その後は1-100や1-1000までの連続した数を数えて親しんだり、かけ算とも関連する、数のとばし読みをしたりしました。(例えば、1,5,10,15,20とか)
④そして基本的な数の組み合わせでは、吸収する精神を使って、足し算、引き算、かけ算、わり算の答えの基本的な組み合わせを覚えました。
⑤日本の3-6歳のAMIのトレーニングコースで出て来る分数は、小学校課程でも出て来ますので、ここでは省略します。
さて、このようにとても系統だっていて、①②③④と、こう進んで行く、というのがわかりやすいですよね!
6歳以降の数教育の系統
しかし小学校の内容は、膨大過ぎて、このようにきれいに系統されるわけではありません。それでも頑張ってみると次のような感じになるかと思います。
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月刊 モンテッソーリ・エレメンタリー・ファン
月に4本~、0-12歳モンテッソーリ教師資格者・イデー・モンテッソーリ編集長・あべようこによる、モンテッソーリ教育小学校課程に関する記事を…
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