第3回 「子ども騙し」と「大人騙し」の話
「子ども騙し」という言い方があって、「子どものレベルに合わせてものを造る」ということでありながら「所詮は子ども向けのイイ加減な造り方」というニュアンスを持っているようです。
昔、私が子供の頃に作られた映画や小説などは「子供向け」の「子ども騙し」レベルのものであり、大人の鑑賞には耐えられないものと言われていました。
例えば「月光仮面」であったり「少年探偵団」だったりします。
当時の子供たちは夢中になりました。
私などはドップリと嵌まり込み、その世界から抜け出せずにそのまま大人になりました。
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