「読者の存在」を理解できない学生
↓これは X(ツイッター)で書いたポストです
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ストーリーを構成する上で大事な事は、「どんな主人公」が「何をする内容なのか」が伝わること。
要するに、「どんな主人公が何をする内容なのか」が伝わらなくては「ワケが分からない→つまらない」事になってしまいます。
描き手には「どんな主人公か」も「何をしているのか」も分かっているのです。
しかし、「具体的に描かないと読者には伝わらない」という現実に気づかない人が予想外に多いのです。
初心者が描くマンガの95%はこのケースです。
「訳が分からないんだけど・・」と私が言うと、内容を説明できる人がほとんどです。
「どんな主人公」も「何をする内容」も、本人には「ちゃんと分かっている」というわけです。
「描き手の目」を持っていても「読み手の目」は持っていないから、「読者には伝わらない」事が「見えていない」事になります。
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マンガの授業での講義の一部ですが、これは「5W1H」の重要性に関することです。
「どんな主人公」が「何をする」のか、「その理由は何なのか」を描かないと、内容が伝わらない・・・という「マンガの内容を伝える」重要性の話なのです。
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