(29)シン・マンガのマンガ/マンガ表現研究編 「人面犬」のネームを通して「ホラーとギャグは紙一重」という具体例を解説してみました。
映画やマンガなどでは「恐怖と笑い」は紙一重と言われます。
内容自体は同じものでも、表現される「ビジュアル」によってホラーがギャグに見えてしまうケースは多いです。
そのこと自体を狙って表現されることはあるわけです。
当時話題になっていた「人面犬」という妖怪(?)がいました。
一味違う「人面犬」を思いつき、ギャグだかホラーだか判断ができない変なアイデアだったのです。
マンガで描いたら面白くなりそうだとネームを描いたわけです。
まずはシナリオをご覧ください。
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怪奇探偵団ホラーズ『人面犬』
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