「才能は学べるものなのか?」という話
「才能」という言葉の受け止め方は異なると思いますが、「マンガを描く上での才能」に絞っての話です。
マンガを描く上で次の4つの能力が必要だと主張してきました。
○画力
○ストーリー構成・演出力
○マンガ表現力
○アイデア・発想力
それぞれの能力はトレーニングを繰り返すことにより、技術は上がっていきます。
それぞれにはノウハウがあり、知識も含めて身に付けていけばレベルは上がっていきます。
以前、「アイデア・発想力」は「トレーニングでレベルが上がるものではない」と考えていましたが、映画や小説などで疑似体験を貯めていくことで「引き出しを多く持つことができる」ようになり、その行為をトレーニングとして受け止めればレベルは上がっていくと思えるようになってきました。
つまり、「トレーニング」によって「すべての能力」はレベルアップできるということになったわけです。
ところが私には「やはり納得できないこと」がモヤモヤとして残りました。
それは何かというと、「トレーニングでレベルが上がった能力」を「才能」と言えるのだろうか・・という疑問です。
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