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「ワケわかめマンガ」の話

NOTEやTwitterで、私は「成立するマンガ」という言葉をよく使います。
聞いたことないのない用語であり、その意味さえ知らない人は多いと思います。

聞いたこともなく意味も知らない・・というのは当然です。
私が作った用語なので、初耳だと思います。

業界でも使われないし意味さえ通用しないと思いますが、「マンガの描き方」を語る場合に「状況を伝える適切な用語がない」ため、造語するしかなかったのです。

要は「ストーリーの筋が通っている不自然ではないマンガ」が描けているかどうか・・を判断する際の「言い方」となります。

「え?マンガは筋が通るストーリーが描けているのが普通なのでは?」と「疑問に思う人がいるかもしれません。

マンガ講師をしていると「意味が分からない」マンガや「どういう筋なのか理解できない」マンガとか「どうしてこういう展開になってるの?」という「不自然なマンガ」に出会うことが多いのです。

「始めて描く人」のマンガは、90%以上「ワケわかめマンガ」です。
(*ワケわかめ→訳が分からないことの俗語)

「ワケわかめマンガ」には「2つの大きな原因」があります。

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