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第7回「マンガ家志望者への応援は役には立たない」と思う72歳

「マンガ家志望者を応援する」事が「がんばれ!と声援を送る」事だとしたら、ほとんど役に立たない行動だと思います。

マンガ家志望者であった高校生以降の自分を思い出すと、常に頭の中は「マンガ」しかありませんでした。

「楽しいから夢中になっていた」だけなので、「がんばっていた」わけではありません。
だから他人に「がんばれ!」と言われても、何をがんばれといっているのかが不明だし、「余計なお世話」でしかありませんでした。

「がんばってね!」と言われれば「応援されているらしい」と判断はできますが、「マンガを描く(アイデアを考え、ストーリーを作り、原稿を描き上げる)作業」の役には立ちません。

「密かに好きだった女の子」に「がんばってね❤️」と言われて、超うれしかったことはありますが、それは「声をかけられた事がうれしかっただけ」であり、「面白いマンガが描けるようになった」わけではありません。

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