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なぜ「マンガ表現基本の噺」の動画を作ったのか

「文字だけでは伝わらない事がある」と感じることが多く、ツイッターをしていて情けなくなることがあります。

文字には表情がなく、受け止める方の解釈次第で違うこととして受け止められてしまいます。

だからといって、動画でしゃべるからと言って適切に正確に伝わるとは限りませんが、少なくとも感情やニュアンスを通して「言いたいことは伝わるのではないか」と期待しています。

学校の講義では「話をして伝える」のが基本となっていて、最初の頃は「しどろもどろ」状態で話していましたが、慣れてくると聞いている学生の反応で「内容が伝わっているか」の判断ができるようになってきました。

私の話し方は「回りくどい」ようだし「理屈っぽい」みたいなので、居眠りを始めてしまう学生にはよく遭遇しました。

学生が「ある程度のレベル」を持っていないと「講師が何について話しているのか」を理解できないみたいです(当たり前か😅)。
私が淡々と同じようなリズムで声を出し続けているので、子守唄のように聞こえるのか・・スヤスヤと眠っている学生は必ず居ました(&今も居ます)。

学生によっては、私の講義が「とても分かりやすくつい夢中になって聞き入ってしまう」と言ってくれる人がいます。
つまらなそうに無視する学生もいます。
それはしょうがないか・・とは思います。

私にとっては「面白い話」をしているのですが、その面白さを「理解できるレベルの人」でない場合、「興味のない」「意味のわからない」情報でしかないのです。

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