その7/誰のどういうセリフなのか
マンガにおいて、誰のセリフなのかを伝えることはかなり重要なのです。
昭和の時代のマンガは、一般的な表現方法に従って描かれていました。
一つのコマの中に、セリフ(フキダシ)と人物は「対(つい)」として描かれるのです。
いつの時代からか(私には)不明なのですが、コマの中に描かれたセリフ(フキダシ)と人物が一致しない表現が増えてきました。
「他の人のセリフ」を「聞いている人物」が描かれているという表現です。
さらに、フキダシにはシッポが描かれていない事も多いので、他の人の