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最近読んだマンガの感想をメモ
noteの連続投稿が30日を越えました。今日で31日目くらいです。連続投稿をなんとか続けたいわ~と思っている反面、やることが増えたのでnoteを書く時間を短くしたくもある…。
アニメ化した少年漫画をとりあえず5巻まで読む、を始めました。少年漫画は得意ではないので自分の中では挑戦であります…。
以降、読んだマンガの感想メモです。
転生したらスライムだった件
amazonのランキングとか、オリコンのコミックランキングを見てたら、なろう系の異世界転生物が上位に入ってるんで、いっちょ読んでみるか…気が進まないけど…と思いつつ『転生したらスライムだった件』のコミック版を5巻まで読んだら、面白くて驚いてしまったわ。 pic.twitter.com/0bqCiuD2ws
— matsubi. (@matu_bi_) March 23, 2019
オリコンの2018年年間売上ランキングの、コミック(作家別)ランキングで『転生したらスライムだった件』は9位です。ちなみに、1位はワンピース、2位はヒロアカ、3位は進撃、4位はスラムダンク復刻版(すごい)、5位がハイキューです。
読む気が全然しなかったのですが、読んでみたら面白いので、既刊すべて読むことにしました。夫にも読ませたら、夫も面白がっていました。
原作小説も良いのでしょうが、コミック担当の方の力量がすごいです。川上泰樹さんて漫画家さんですが、絵が上手いし話し運びも上手いし。ファンタジー世界の住人を愛らしく、もしくは勇敢に、特徴付けながらディフォルメしててすごいわ~。これは売れるなあ。
説明する場合、過去作と比較した方が早いんですが(パクったと言いたいのではなく、読んだ時の感覚が似てる作品)
1話目は『うしおととら』と似てる
全体の話運びは『幻想水滸伝2』と似てる
『十二国記』の雁国っぽい雰囲気がある
昔は信長・秀吉・家康といった戦国武将を題材に描いていた「建国ファンタジー」を、ファンタジー世界でやってる感じがします。
そういった作品を、若い人が好んで読んでいるのは、単純に嬉しいです。
『転スラ』好きな人に、『十二国記』もいいぞ!と言いたいけどコミカライズしてないし、『幻想水滸伝2』もいいぞ!と言いたいけどプレイできる環境が今はない。
ダーウィンズ・ゲーム
チャンピオン連載の『ダーウィンズゲーム』、5巻まで読んだけど、中々面白かった~。ハンコ絵だとは思うけど、登場する女の子がかわいい。女の子がかわいいのってやっぱり重要なんだな…。 pic.twitter.com/YGQS5ayZ4J
— matsubi. (@matu_bi_) March 23, 2019
全体的にレベルが高いマンガですが、デスゲーム系でスマホが鍵となるせいか、過去作である『未来日記』と比べてしまうので、読書体験としては新鮮さが薄いかな。
とはいえ『未来日記』は2011年完結の古い作品になってるし、若い人は新鮮さを感じられると思う。200万部突破+アニメ化は納得できる作品です。
私はデスゲーム系は苦手なので、5巻でギブアップです。
ブラッククローバー
『ブラッククローバー』2巻まで眺めたんだけど、絵に既視感がありすぎて儂には無理じゃったよ…。ごめん…。
— matsubi. (@matu_bi_) March 23, 2019
デザインや表情を眺めるだけで、過去の作品名が浮かびまくって物語が頭に入らない。若い人か、漫画をあまり読まない人しか読めない気がする…。https://t.co/l3umWhvm3Z pic.twitter.com/gS7A4qpEh5
私は画像記憶型の人間なので、絵を勝手に過去の記憶と照合しちゃうんですよね。そして「あの作品の、あの場面と似てる」となってしまう。
漫画をたくさん読んできた人ほど、自分の記憶によって読みづらく感じるような気がします。絵は達者だと思うし、面白いと思う人は面白いんだと思うのですが、私には読めない作品でした。
ケンガンアシュラ
『ケンガンアシュラ』5巻まで読みました。面白かった。人気なのもうなずけるな~。絵に色気があって良いですね。バトルも意外性があるけど、割とサクサク進むのが良い。
— matsubi. (@matu_bi_) March 23, 2019
私は山下一夫がすごく好きです。彼がいなかったら作品の雰囲気は大きく違っただろうな。https://t.co/bXNQGfmw6J
インディーズマンガ出身の作者さんが原作を担当した、格闘漫画です。
キャラクタの中では山下一夫が好きです。彼がいなかったら私は読んでないだろうなあ。
同じ原作者の『ケンガンオメガ』や『ダンベル何キロ持てる?』もWEBで読めるのを何話か読みましたが、キャラづくりが上手い。セリフが自然だし、個々人に合った言葉を話す。力量の高さを感じました。
バトル漫画としてはとても出来が良い作品だと思います。
ワンパンマン
『ワンパンマン』5巻まで読みました。絵が美しくて眼福感が強い。ほんと作画すごい。キャラとしてはジェノスくんと無免ライダーさんが素敵でした。
— matsubi. (@matu_bi_) March 23, 2019
標準以上の出来なんだけど、人気の理由が分からなかったので原作版を読もうかな。 pic.twitter.com/bqaeYN9cOU
絵がすごい!し、キャラも良い!…のですが、私は『天体戦士サンレッド』が好きだったので、庶民派ヒーローというか、ヒーローらしくないけど強いヒーローという設定から、サンレッドと比較しちゃうんですよね…。この辺も自分の読書体験が作品の面白さを損ねている感じがあります。
夫はWEBで公開されている『ワンパンマン』を全話読んだらしいんですが(リメイク版が出る前に)、何が良かったか説明が出来ないらしい…。
鬼滅の刃
『鬼滅の刃』4巻まで読んだけど、面白いねこれ。少女漫画風の絵柄なのが不安なくらいで、内容的には300点。1巻を読んだ時点ですごいと思ったけど、レビュー評価も高くて良かった。荒川弘さんの次って呼ばれそうな作家さんだな~。カラーが上手くないような。表紙で損してる感がある…。 pic.twitter.com/nPqIcnGkXo
— matsubi. (@matu_bi_) March 24, 2019
モノクロ原稿に関しては「え、これ初連載なの?」てクオリティで、おまけについてくる鉛筆画も素晴らしいです。
— matsubi. (@matu_bi_) March 24, 2019
作者が描きたくて描いている感が強い。
主人公の名前が「ねず」「すみ」=ねずみで3巻から猪姿の亥太郎てキャラが出るんで、多分メインキャラは12人出てきて十二支モチーフでしょう。良い pic.twitter.com/SE5el0xL3K
「週刊少年サンデー」で連載してそうな雰囲気だし、多分、サンデー読者なら1話目から食いつきそうな作品なのだけど(藤田和日郎さん好きな人が好きそうな雰囲気なので)、ジャンプ連載のせいか、あまり話題になってないような…。賞を総なめしても驚かないくらい、世界観は出来上がっている作品。完成度も高いと思います。
気になるのは、登場した鬼の総大将が、大人の男性として描けてないところ。大人の女性も描けてないと思う。
鬼は美しいとか中性的とか設定上の何かがあるのかも知れないけれど、作中にそういった説明はないので、少年少女しか描けない人なのかな?と思えてしまうのは勿体ないかな~
その後、9巻まで読んだんですが、巻が進むごとに面白くなくなっていく…気が…する…orz
今作に限らず、私がジャンプ漫画に抱く感想ってだいたいこうです。1話が最高。例外は松井さんの『ネウロ』や『暗殺教室』くらいで。それもあってジャンプ漫画は読まないんですよね…。
展開が早くて読みやすい反面、死を悼む間や余韻がないのがちょっと気になります。
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創作漫画を大量に読むのは久しぶりなのですが、自分の目が肥えてしまった感が強いですね。
他にも読む予定なので、記録していこうと思います。
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