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未来想像インタビュー

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「テクノロジーで世界を変える」スタートアップ企業や、新たな挑戦をする既存の企業を取材し、その世界観や想いをマンガで伝えます。
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#未来

【クラウドサイン】未来のリーガルハイ!? テックで在り方が変わる法・秩序の姿とは!《前編》

日本で150年近く続いた慣習がある。 そう、印鑑である。 いや、印鑑の歴史は紀元前まで遡ったっていいのだが、 こと日本の契約というプロセスにおいて、100年以上の歴史がある印鑑。 「その慣習を変えていく!」 を実現してしまった。幻想殺し(イマジンブレイカー)並みの主人公男! 弁護士ドットコム取締役クラウドサイン事業本部長の橘大地さんに取材してきたので、ぜひこの先を読んでいただきたい。 ちなみに、前編のマンガは橘さん原作である。 頭もいい、ビジネスも上手、マンガも

そして、人類は進化する!あらゆるモノにAIがinside(内包)されて、世界が変革される未来!【後編】

『誰でもAIを作れるツールの普及』は、AIクリエイターの数を飛躍的に増やす。 各業界の人間がこぞってAIを開発して、作られたAIはマーケットプレイスで販売・シェアされ、世界中が一気に変革されていく。 全人類AIクリエイター時代という未来が、間もなくやってくるはずだ! 『世界中の人・物にAIを届け、豊かな未来社会に貢献する』というミッションを遂行するAI insideの渡久地社長とは何者なのか!? 誰もがAIを作れるようになると、社会はどう変革されるのか!? さっそく

『AIを使う』だけなのはもう古い!?AIを自分で作って、世界中にシェアする時代に!【前編】

Amazonなどの通販サイトやGoogle検索、家電、セキュリティ界隈など、AIは幅広い分野で活用が進んでいる。 もはや誰もがAIを利用することが当たり前になり、我々消費者も自覚のあるなしに関わらず恩恵を享受している。 だがその更に先の、『誰もがAIを作れる未来』を目指す人々がいる! もし誰もがAIを作れるようになったら、世界はどう変わるのか? 自分専用にカスタマイズされたドラえもんのようなお助けロボットを、一人一台持つようになる? 誰でも簡単にAIを作れるツール「

【VAAKEYE】映像解析AIで未来予知!?豊かで犯罪のない社会が実現して、人々の価値観も変革される!【後編】

『VAAKEYE』などの映像解析を活用したテクノロジーは、犯罪という社会課題を一掃しうる。 だが犯罪が抑えられたとしても、全てが解決するわけではない。 たとえば工場では、事故などの労働災害が起きることもあるだろう。 コロナなどの感染症も、人々に恐怖を感じさせる要因だ。 映像解析は、そういった社会課題にも対応できる! 前編に引き続き、田中遼さんに話を伺っていこう。 ■労働災害も感染病も予兆を検知!人々を脅かす要因は見逃さない! 「人の行動を検知するのがVAAKEYE

【SkyDrive】空飛ぶクルマが目指す未来~100年に一度のモビリティ革命実現に向けて~【後編】

前編では、株式会社SkyDriveが開発している『空飛ぶクルマ』の特長や開発の歴史について説明した。 とはいえ、まだ夢物語の感覚があるかもしれない。 だがその夢の実現は意外に近い。すでに行政まで動き出している。 大阪府の吉村洋文知事が2020年の11月に、「空の移動革命社会実装大阪ラウンドテーブル」を設立した。2025年開催の「大阪・関西万博」で『空飛ぶクルマ』を飛ばす計画だ。もちろんこの計画には、SkyDriveも参画している。 『空飛ぶクルマ』はいつ、どのように

【SkyDrive】空飛ぶクルマが常識を覆す~誰もが自由に空を走る未来~【前編】

『空飛ぶクルマ』と聞いてあなたはどのような物をイメージするだろうか?   ドラえもんや鉄腕アトム、スターウォーズなど、多くの人は映画やアニメのSF作品を思い浮かべるかもしれない。つまり夢の世界ということである。 そんなSF世界の産物を、今まさに実現しようとしている人がいる。 その人こそ、今回取材させていただいた株式会社SkyDrive代表の福澤知浩さんだ。 SkyDriveは日本初の『空飛ぶクルマ』を開発している会社であり、2023年度の実用化を目標としている。202

【ALE】地球と宇宙の未来を照らす人工流れ星~気候変動メカニズムの解明から宇宙文化圏まで~【後編】

宇宙スタートアップ企業「ALE」は壮大なミッションに掲げ、人工流れ星を足がかりに異常気象のメカニズム解明や対策への貢献など、幅広い分野での事業展開を模索しています。 後編では代表の岡島さんが思い描く、人工流れ星を実現させたその先の未来に迫ります。 ■エンタメだけじゃない人工流れ星の可能性 井上 ALEが掲げている「科学を社会につなぎ 宇宙を文化圏にする」というミッションには、流れ星というキーワードは入っていないんですね。 岡島 そうなんです。ALEは、 「科学の発展

【ALE】人工流れ星が私たちの未来を照らす~科学と社会をつなぐ世界初の宇宙エンターテインメント~【前編】

遠距離恋愛の恋人同士を人工流れ星がつなぐ物語、エモすぎる……! でも天然の流れ星はいつどこで見えるのかはっきりしないうえに、実際に輝いて見えるのは1秒足らず。「消えるまでに願い事を3回唱えると叶う」という伝説もありますが、そんなの到底できなそう…。 「それならいっそ流れ星を自分たちで作ってしまおう」という型破りな挑戦をしているのが、今回お話を聞いた株式会社ALE代表の岡島礼奈さんです。ALEの開発する人工流れ星とは、いったいどのようなものなのでしょうか? 株式会社A

【人機一体】失われた未来を取り戻せ!~巨大ロボットが世界を救う~【後編】

人型重機が普及すれば、肉体の差による不平等は解消される。 筆者のように運動が苦手な人間でも、人型重機を使えばヒーローみたいに人助けができるかもしれない。想像するだけでワクワクする未来である! だが今のロボット業界は、工場で用いられるアーム型などの位置制御ロボットが主流だ。そんな世の中で、全く別系統の力制御ロボットを社会実装するのは容易ではないだろう。 そもそもなぜ金岡博士は、このような困難な挑戦をしようと考えたのか? ■悲劇を繰り返さないための力制御ロボット かつ

【人機一体】巨大ロボットが常識を覆す‼~人型重機で変わる未来社会~【前編】

巨大ロボットが登場する作品は昔から人々の心を熱くさせてきた。 巨大ロボットが活躍する未来を見てみたい! いつか自分も巨大ロボットを操縦してみたい!! 子供時代にそう夢見た人も多いはず。 筆者も同じ憧れを抱きロボット対戦ゲームをやり込んできた過去がある。 だが2020年現在、巨大ロボットはまだ社会に普及していない。 私たちが抱いてきた熱い夢はアニメの中だけの幻想なのだろうか・・・? 否! 巨大ロボットの社会実装に向けて奮闘している人は確かに存在する! 人とロボット

【PV数】未来を想像する記事TOP3を紹介しちゃいます!【まずはここから】

「ヒーローってのはスーパーパワーがあるとか、コスチュームを着てるって事じゃない。 自らの意思でもって世界を良くしようと戦う人々の事を言うんだ」 アラン・ムーア/アメコミライター アラン・ムーア大師もこう言っておられる。 僕たちは世界を良くしようとしてるつもりだ。 だから、きっとみんなヒーローなんだ。 そう、これまで取材してきた人々も、世界を良くしようとするスーパーヒーローなのだ。 ヒーローと言えばつきものなのは…?敢えて言おう。ランキングであると! 僕のヒーローア

時限爆弾のようなマンガが生まれる!?マンガの未来を描くCANDL【後編】

マンガ家としてデビューしたとしても、マンガをつくることで生活ができる人はほんの一握りしか存在しない。なぜならマンガで食っていくための稼ぎを得るまでには多くの場合時間がかかるからだ。 株式会社TART行っている実験プロジェクト「CANDL(キャンドル)」は、そんな未来を3つのポイントから変える可能性がある取り組みだ。 前半ではマンガの読者目線でCANDLがどんな可能性を持っているのかを紹介した。後半では、マンガ家目線でどんな未来が待っているのかを紹介する! ■第1の未

カスタマイズ食で世界同時宴会!OPEN MEALSが描くフード・シンギュラリティ後の新たな食文化【後編】

SUSHI TELEPORTATIONなど、遠く離れた場所でも同じ食事を再現するプロジェクトに取り組み、食のデータ転送によって世界中の食卓がつながるようになる、と見通すOPEN MEALSの榊氏。 OPEN MEALSはさまざまな“食”のデジタル化を通して、「第5次食革命」を起こすと宣言しています。その世界ではいったい、私たちの食生活にどんな変革が起きているのでしょうか? ■デザイン自在の“食”を自分好みにカスタマイズ あらゆる食がデジタル化し、データ転送が可能になる

名店のフルコースも自宅で簡単に再現!OPEN MEALSが挑む“食のデジタル化” 【前編】

おいしいものを食べたい。 私たち人類は、“食”への欲望をエネルギーに進化してきたといっても過言ではありません。 さて、時は流れ21世紀。 食べることは多くの先進国では当たり前になりました。 「生きるため」よりも「より豊かに」「より価値のある」食生活を求めるようになったのではないでしょうか。 ある意味、食の進化は終着点に到達した…と言いたいところですが、どうもそうではない様子。 電通アートディレクター/OPEN MEALSファウンダーの榊良祐さんは、食べ物のデータを転送