マガジンのカバー画像

未来想像インタビュー

62
「テクノロジーで世界を変える」スタートアップ企業や、新たな挑戦をする既存の企業を取材し、その世界観や想いをマンガで伝えます。
運営しているクリエイター

#漫画家

【けんすう/アル】ライブ配信とテクノロジーがもたらす変革!けんすう氏が予想する未来のマンガとは!?【後編】

様々な楽しみ方やワイヤレスイヤホンなど、けんすうさんはマンガの新たな可能性を示した。 だが前編で紹介した以外にも、VRやARなどのテクノロジーだってマンガに変化をもたらしうるはずだ。 他の娯楽産業では顕著なライブ配信の流行も、マンガ業界に影響を与えるかも知れない。 未来のマンガはどんな風に進化して、私たちをワクワクさせてくれるのか!? 後編では一人のマンガファンとしての目線から、けんすうさんと共に未来のマンガ像を追っていく! ■ライブ配信がマンガの楽しみ方を変える

【けんすう/アル】日本のマンガがNo.1であり続けるために!鍵は『楽しみ方の多様化』と『ワイヤレスイヤホン』!?【前編】

マンガ大国である日本では、子供たちはマンガと共に育ってきた。 だが昨今では、マンガ雑誌の部数減少・休刊などが続いている。 一方で海外だと、電子コミックを中心に売上を急速に伸ばす中国のような国もある。 それでもマンガは、日本がナンバーワンであり続けて欲しい! マンガ原作者である筆者としては、強くそう願う。 現在のマンガ業界はどんな状況で、今後どうするべきか? 実業家・インフルエンサーで、マンガサービス『アル』の代表者でもあるけんすうさんに話を伺ってみると……。 日本

時限爆弾のようなマンガが生まれる!?マンガの未来を描くCANDL【後編】

マンガ家としてデビューしたとしても、マンガをつくることで生活ができる人はほんの一握りしか存在しない。なぜならマンガで食っていくための稼ぎを得るまでには多くの場合時間がかかるからだ。 株式会社TART行っている実験プロジェクト「CANDL(キャンドル)」は、そんな未来を3つのポイントから変える可能性がある取り組みだ。 前半ではマンガの読者目線でCANDLがどんな可能性を持っているのかを紹介した。後半では、マンガ家目線でどんな未来が待っているのかを紹介する! ■第1の未

大好きなマンガの連載を打ち切らせない切り札が爆誕…!?マンガの未来を描くCANDL【前編】

好きなマンガやドラマが終わると悲しい。 いつの頃からか、この悲しみには「◯◯ロス」という名前がつけられた。 例えば今なら『鬼滅の刃』の連載が完結したことで「鬼滅ロス」を感じている人も少なくないことだろう。私もその一人だ。 ちゃんと物語が完結したのであればその気持には、一定の納得感も感じられる。 しかし、打ち切りとなると話は別だ。 あの打ち切りになってしまったときの悲しみ。 「あの作品、面白いと思っていたの僕だけだったの?」 そう、孤独すら感じてしまうことがある。