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スウェーデン人の幸福度が高い理由

こんにちは、モネソルです✨

ここのところ、おかげさまで霊視セッションが増えている一方で、
私個人として、このストックホルムで色んな人と関わるボランティアをさせていただいております🌟

霊視というものも、私の経験、知識がなければ高次元存在から降りてくるメッセージをインプットできないと私は考えていますので、いろんな分野の方々と関わり、お手伝いさせていただくことで、私自身の大きな糧になっています。😌

さて、私はスウェーデン在住20年近く、夫と子育てを通してスウェーデン文化、生活を身近に感じて過ごしてきました。
バイキングという人々は、野蛮人であると歴史上の認識ですが、
私は、穏やかなスウェーデン人と過ごしていてどう捉えて野蛮なのかと、
いつも疑問でした。
確かに、近代の西洋文化における品位なら『社交辞令』もしくは『建前と本音』が主だった社会基盤と思いますが、スウェーデン人はその点、正直なのです。

建前を使うときは必ず顔が引き攣ってるとは言い過ぎですが😅
楽しくないことを楽しい、まずいものを美味しい、空腹なのにお腹いっぱい、
あまり口にしません。
ああ!一番わかりやすく言うと、
何よりも遊びたくない相手に、『今度、遊ぼうね』は絶対に言いません🤣

あるボランティア活動の一つで決め事をする会議に参加したのですが、
とにかく効率がいい。
決める時はサクサク決めて、あとは他愛のないおしゃべりをして、
その時間を楽しむ。

日本とスウェーデン両方で会社員勤めの経験がある方々が、昔話してくれたことがありました。
「スウェーデン人は、日本と同じで8時半から9時にはほとんどの人が出社するでしょ。でもね、10時フィーカ(お茶)ランチは12時で1時間、そして15時にまたフィーカ、で、17時には帰る。人によっては16時に帰る人もいる。
日本人からしたら考えられないわけ。
いつ仕事してるんだろうって思うでしょ?
それがね、いやいや、お茶したあとは半端ない集中力よ。黙々と仕事してる。
あれこそ短時間集中型。
会議でも役割分担したらパパパ〜っと、お互いに意見を言い合って、その場で資料修正して、はい、おしまい!
私がいた日本の会社なんて、昼間はダラダラとパソコン覗きながらお昼のパン齧って、夜の会議の資料作りを一日中かけてやって、19時から会議なんてよくあったの。その資料の修正は会議が終わってからしないといけないから、結局、終電なんていつものこと。」
その時に、へ〜👀面白い〜!と思って私は聞いていたのですが、やっと先日それを垣間見た気がして、嬉しくなりました☺️

スウェーデン人とボランティアを通して関わると宗教上の理由ためではないのは明らかで、もちろん関わる家族、例えば我が子のためだったりするのですが、それこそわかりやすいほどの建前で、何よりも自分が楽しむためなのだろうと思うことが多いのです。
仕事とは別の世界で他人との関わりを楽しむことが好きな人たちなら、
必ずそこにやってくる。

では、日本人のボランティアはどうだろうと思うと、
自分が楽しむためにやっている人ってどのくらいいるのでしょう。
子供のPTAやクラブ活動役員、同窓会幹事などなど。
自己犠牲、負担が当たり前。お金も時間も労力も。
それでは精神的な限界が来てしまないのでしょうか。

そのやり方ではボランティアだけではなく仕事でもそうだったり、
もはや結婚生活や生き方もだと思います。
もちろん一長一短で、スウェーデン人が日本人より素晴らしいと言いたいわけではないのですが、バイキングが野蛮人で凶暴でという歴史のイメージとはかけ離れていて、何よりも面倒なことや逆境においても、小さな楽しみを見つけることが上手な人々だなとつくづく思います。

それは、ネガティブをポジティブに変換する力というもの。
1年間を通してこの極端な昼と夜の長さ、気温差、この気候が人々をそうさせていると私は考えています。

12月20日前後の冬至になるとスウェーデン人は必ずこう言います。
「明日から夏ね」ストックホルムの日照時間は冬至の最短3時間45分で、明日になっても最短のまま当たり前に真っ暗な空に向かって、明日から夏に向かうと知っているとしても、突然そんな上昇した気持ちになれる?

日本人の私はこれを理解するのに何年もかかりました。
←ええ〜?だって今日も明日も変わらず真っ暗やん😭夏まで半年もあるやん。
なんで突然そんな考え方になれるの?(私の心の声)

しかし、それがスウェーデン人であり、それがバイキングの血であり、
交流が深かったケルトの『一年の車輪』の考え方になるのです。

発想の転換が人々の幸福度を上げる。
日本人は取らぬ狸の皮算用をしがちで、要らぬ心配をして怯えている。
もしこうだったら、もしああだったら、
その時の発言の責任は誰になるのだろう。

その怯えが現実化することを望んでいるのでしょうか。
スウェーデン人ならきっとそう聞くでしょうね。

そして彼らはこう答えます。

だって今、それは現実に起きていないのでしょう?
なら、起きていないことを心配するより、
そうなってしまった時に心配したらいいのではないでしょうか。
離婚すると決めて結婚する人はいないでしょう?
それとも離婚を恐れて結婚をしないのですか?🤷

離婚&再婚率が高いスウェーデン人あるある😅

※日本人が真面目なのが悪いと言ってるわけでは決してありません。


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