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【大奥〜華の乱〜2005年版】女優魂見参!

先日、2005年版の大奥が再放送され、じっくり見てしまいました。

若い頃は、見向きもしなかったのに、

自分が歳を重ねていくたび、大奥が始まると、見てしまいます。

「渡る世間は〜」と同じ心境でしょうか?
世の中、鬼、鬼、鬼。

NHKでもフジテレビでも放送されています。
それだけ魅了されてしまうんですね。

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さて、話の内容と出演者は下記。

第5代将軍・徳川綱吉(谷原章介)が治める元禄が舞台。
復讐のために大奥に入ったのが主人公の牧野家の一人娘・安子(内山理名)。
大奥を仕切る綱吉の生母・桂昌院(江波杏子)。
そして、正室・信子(藤原紀香)、側室・お伝の方(小池栄子)ら大奥での権力争いのお話。

何がすごいって、
女優魂がギラギラしているってこと。
特に、「目」へのクロズーズアップが何回もあります。
「憤る(いきどおる)目」
「悔しがる目」
「勝ち誇った目」
「悲痛な目」
「懇願する目」
「傍観する目」
その目には、役者魂が宿っていました。

今から20年前の作品ですが、
あの頃の女優魂が炸裂していますよ。
内山理名さん、演技力を見直しました。
藤原紀香さん、お美しいわ。
小池栄子さん、若くて初々しい。
高岡早紀さん、知的で気品あふれてます。
貫地谷しほりさん、健気な演技も上手。
余貴美子さん、相変わらずの不気味さを放なってました。

将軍の谷原章介さん、
甘いマスクで優柔不断な将軍を演じ、
あの女優陣に負けない演技力で統一感を出してました。

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ぶつかり合うドラマって、視聴率が高いと思います。
俳優の方々の演技力が炸裂するからでしょうか。

圧倒されるドラマって、
大河ドラマや時代劇が多い気がします。
現代のドラマは、
「圧倒」というより、
「共感」におもむきがあるから
大奥のようなテイストが違うドラマも残っていって欲しいです。






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