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韓国ドラマ「マイ・ディア・ミスター」を観て

こんにちは、ままねです。
久しぶりに良き映画に出会いました。
タイトルにもあるように「マイ・ディア・ミスター 〜私のおじさん〜」という韓国ドラマ。
DVDの予告編はこちら
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建設会社で働くドンフン(イ・ソンギュン)は、ただただ会社に向かう日々。イ・ジアン(IU/アイユー)は、同じフロアで働く21歳の派遣社員。ある事件がきっかけで、2人は接点を持つようになる。ドンフンは、ジアンに関わるうちに、彼女が不遇な境遇を持ち、孤独な人生を歩んできたことを知る。ジアンも少しずつドンフンの優しさに癒されていく。

このドラマには、名セリフや、名場面がたくさんあります!

1、「みんな落ちぶれた人達だけど、全く不幸には見えない。楽しく生きているから」

これは、ドンフン(主人公)の地元の仲間たちが、いつも集める居酒屋で飲んでいる時に、女優を目指している若い女性が言ったセリフ。
私も「落ちぶれた」分類に入る人生を送っています。今の自分は、思い描いていた自分の姿とはほど遠く、何にも成し遂げることなく、未だ迷い続けています。そんな自分に、「落ちぶれた」けど、それは「不幸」ではない楽しく生きればいい。そんなことを教えてくれました。

2、「全ての縁が不思議で、貴重なものだ。幸せに生きなさい。それが恩返しだ」

ジアン(ヒロイン)の祖母が言ったセリフ。祖母は、自分の寿命が迫っていると感じ、ジアンに願いを伝える。
とてもジーンとくる名場面です。親への恩返しって、子供が幸せに暮らすことなのかなって、思いました。毎日、笑顔で楽しそうに生きている姿を見せることが、何よりの親孝行なんですね。これから、ちょっとでも親孝行できるように、自分で自分の人生を楽しもうと思いました。

3、「ここで働いていた3ヶ月が21年の私の人生で、一番温かったです」

ジアンが、ドンフンの会社の会議室で、役員&会長を前に述べたセリフ。このセリフを聞いて、会長は感無量に。たとえ派遣社員だとしても、こんなことを言ってくれる人が自分の会社で働いてくれたら嬉しいですよね。
「温かい」・・・家族に対しては思えるけれど、職場に対してはあまり抱かない感情です。
私は派遣で色んな職場で働いたことがありますが、自分の存在価値を認めてくれる職場だと、やり甲斐を感じますし、どんな仕事でも誠意を持って取り組めます。そういう職場の社員さんは、派遣だとしても一緒に働く仲間として受け入れてくれます。社員さんから、「温かさ」を感じるんです。ジフンの気持ちが良くわかりました。
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深く傷を負った人に対して、「どう接するか」「どう言葉をかけるか」ということは、とても難しいことです。
このドラマには、人を救う言葉や行動がたくさん盛り込まれています。
毎回事件が起こるたび、ドンフンは「どう答えるのだろう?」って結構ドキドキしながら観ているのですが、難しい回答だったり、案外、一言で済んだり(笑)

もし、私の周りの人で、立ち上がれないくらい落ち込んでしまって、私の言葉では伝えきれない場合は、このドラマを見るように勧めます。
その方が、間接的かもしれないけれど、元気になれるような気がします。
そして、自分の子供が成長したら、ぜひ見るように勧めたいと思います!!


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