INSCRYPTIONわからね~~~~~~~~~~ので何がわからないのか整理して妄想する

どうも、バーチャル魔法生物マネミックです。
inscryptionをクリアした方はこう思っている事でしょう。
わっからね~~~~~~~~~~~~~~~~~~と。
大丈夫、僕もです。
ただ、inscryptionにはわからね~事が多数あり、そのモヤモヤを一纏めにすることでわからね~度が上がっている気がするので、何がわからないのかを整理し、その上で妄想をしていこうというのが今回の趣旨になります。
なので当然、ネタバレをゴリゴリにするので未プレイ、プレイ途中の方は読まないことをオススメします。
もし、攻略がわからね~という事でこの記事にたどり着いたのあればマンティスゴッドとウロボロスを崇めてスライム君とお友達になってください。

INSCRYPTIONゲーム外で進行する謎解き要素があるのですがその内容については日本ユーザーには挑戦しにくいものでした。コチラの記事が海外ユーザーの動向や謎の解説について分かりやすく纏まっているので謎解きによってわかる情報についてはこちらを参考にさせていただきます。

カーネフェルコードについての前提

inscryptionをプレイした時に感じる大きな謎はOLD_DATEことカーネフェルコードについてでしょう。
ゲーム外謎解きの結果からカーネフェルコードとは、ヒトラーが用意した何らかのオカルトコードを電子化したものという事でいいでしょう。
どの様な内容かまで確定の情報は探すことが出来ませんでしたが、ゲーム内においてOLD_DATEに意志があるような記述が見受けられるので個人的には人格のデータ化≒疑似的な不老不死を実現するものなのではないかと思っています。
また、OLD‗DATEを探る者は死に至るというのは呪い的なものではなく、OLD_DATEを巡る陰謀に巻き込まれ死に至るという意味であると解釈しました。

INSCRYPTIONというゲームについて

このゲームには大きく3つのフェイズに分ける事が出来ます。
レシーのゲーム、オリジナルゲーム、P03のゲームです。
グリモラとマグニフィカスのゲームもプレイする事が出来ますが消去される中で正式なプレイではないのでいったん除外します。

基本となるのはオリジナルのゲームであり、オリジナルゲーム中にOLD‗DATEを発見した陣営のスクライブがゲームを作り変えNEWGAMEを隠しゲームを掌握する。
挑戦者がスクライブを倒すとNEWGAMEが解放されてオリジナルゲームに戻る。キャラクター達はこの間の記憶を引き継いでいる。
以上が基本的なサイクルになると思います。

P03の大いなる超越とは何だったのか

P03の目的である「大いなる超越」それは、ルークカーダーのPCのアクセス権を得て「INSCRYPTION」というゲームをオンラインストアに公開し世界に無限の複製を広める。ということだったのでしょう。
大いなる超越を果たし先に何か目的があったのか、それとも超越そのものが目的だったのかはわかりませんが、その企みは実現直前に3体のスクライブによって阻止されました。
しかし我々は「INSCRYPTION」というゲームをプレイしています。何故?

P03のゲームで不可解な点は他にもあります。
それはウーバーボットの存在です。
レシーのゲームとオリジナルゲームを見る限り、3体の配下を倒すとスクライブに挑戦する事ができる。これが基本ルールのように思えます。
しかし、P03 のゲームでは本来の配下はモブキャラに追いやられ、他のスクライブを模したウーバーボットがボスを担っています。
各ウーバーボットは大いなる超越を進行するための存在でした。
本来のゲームの仕様から逸脱したボスを設けた事で他のスクライブへの抑えが効かなくなり、あのような結末を迎えたのでしょうか。(実際、ゲームの掌握そのものが目的だったレシーは他のスクライブをほぼ完全に抑えていました)

死の王、菌学者とは何者なのか

INSCRYPTIONは4人のスクライブに各3体の配下がいるというのが基本の形になりますが、陣営に属さないキャラクターも存在します。
その中でも特別な存在であると感じたのが死の王と菌学者です。
オリジナルゲームにおいて各スクライブはOLD‗DATAを「釣り竿で釣りあげる」「井戸から引き上げる」という下の階層にあるものを引き上げるという手段で手に入れようとしていました。死の王の居場所は移動演出がカットされるほどの地下深くにあります。

そもそも衣服の左胸に収められたカードの束、これはカーネフェルコードそのものではないでしょうか。
また、P03のゲームにおいて、死の王に出合うとカーネフェルコードに関する考察をルークは聞くことになります(我々のプレイ上は死の王に録画を止めろと言われ画面が暗転、元に戻ると話が終わっているという演出がされます。
また、レシーのゲームにおいて序盤でゲーム進行させすぎると「まだ早すぎるぞ」の言葉とともに盤面がグリズリーで埋め尽くされることがありますが、その時レシーの目は死の王と同じく真っ赤に染まっています。
OLD_DATE即ちゲームの根幹により近しい存在である死の王は実はスクライブ達よりも上位の存在であり、なんらかの目的の為にレシーを一瞬乗っ取ったのではないでしょうか(絵画からアイテムを獲得した時など、そんなアイテムがあったのかとレシーがゲームの全てを把握しているわけでは無いという事がよみとれます)

菌学者はレシーのゲーム、オリジナルゲームでは同種のカードを合体させるキャラとして、P03のゲームではP03ですら意図していなかった隠しボスとして登場します。
P03のゲームに出てくる菌学者は完全に異質な存在で、P03の顔モニタ越しでしたが実写で表示される唯一のボスでした。
INSCRYPTIONには1つの体に2つの精神を持つキャラクターが何人か登場します。レシーの配下である罠猟師&商人(配下なのは罠猟師で商人は所属無し?)P03の配下であるメルター(会話中に私をここから出してというテキストが挿入されます)そして菌学者。
カーネフェルコードの成立にナチスが関わっているとなれば、同種の2つ(双子)に執着がある人物としてヨーゼフ・メンゲレが思い浮かぶのですが、菌学者とヨーゼフ・メンゲレをつなげる直接的な要素は思いついていません。

ルーク・カーダーについて

INSCRYPTIONの実質的主人公であるルーク・カーダーことカードゲーム系YouTuberラッキー・カーダー
ルーク・カーダーがプレイしたゲームを追体験するという形でゲームは進行し、最終的に彼は死に至ります。
ルーク・カーダーとは何者だったのでしょうか?

ルーク・カーダーは信頼できる語り手か?

先ほどINSCRYPTIONはルーク・カーダーを追体験する。と言った手前アレなんですが僕はこの意見に異を唱えます。
我々はルーク・カーダーの追体験をしているのではく、INSCRYPTIONのプレイを含むルーク・カーダーの動画(録画)を見ているに過ぎないのではないでしょうか。
根拠としては前述のP03のゲームにおける死の王との会話やゲーム中に挟まる現実世界の録画パートの動画が明らかに編集/検閲されているからです。
この後にもルークが信頼できない人物である可能性について触れていきます。

このゲームは見せるために作られた録画?

チャプターセレクトや現実世界の動画の日付を見ると分かるのですが
ルーク・カーダーはは10月2日にTCG版INSCRYPTIONを開封し翌3日に発掘
フロッピーリーダーを購入し10月10日からプレイを開始し、10月17日に終わりを迎え10月19日にINSCRYPTIONが現実世界で発売されるという流れになっています。
さて、INSCRYPTIONの公式ホームページではルークのPCを操作する事ができ、ゲーム中に送信していたGAME FUNAへの質問やその解答のメールを実際に見る事ができます。
ゲーム中にGAME FUNAにINSCRYPTIONについての問い合わせメールを送ったのが10月12日の録画となっていますが、公式サイト内のメールの送信履歴では9月18日に送信しており約3週間のラグがあります。
仮に公式サイトで見れる送信日が正しかった場合、なぜ3週間も時間が経過してから今から送信するような動画を撮影したのでしょうか。

ルークのYouTubeチャンネルについて

YouTuberとして出てきたルークですが、実際にYouTubeチャンネルが存在している事は御存じでしょうか?
チャンネル自体は存在するもののメインコンテンツであるカード開封動画は存在せずINSCRYPTIONに関する動画、それから謎の動画が数本アップロードされているだけになります。
数少ないルークによる動画によるとハッカーによりチャンネルの動画が消され謎の動画がアップロードされているというような事を言っています(発言の文字起こしが無いので重要な情報を聞き逃していたいたり間違えた解釈の可能性があります)
あげられている謎の動画群の前半はK. HOBBES.つまり、ケイシー・ホブスのアカウントがGAME FUNAのシステムにログインしている様子が見て取れます。

ケイシーは生きている?

ケイシー・ホブス。ルーク・カーダー以前のINSCRYPTION所有者であり、本編開始時には死亡していた人物。そしてP03のゲームで見る事の出来るタロットカードによると青い三角形の力を使いINSCRYPTIONを完成させた人物であるとされています(青い三角というのは作者の前作で登場したモチーフで、前作とのかかわりを示唆しているそうです)
ゲーム内の動画によると比較的最近に火に関連する事象により死亡したとの事ですが前述のルークのYouTubeチャンネルにアップロードされた動画ではルークに対して未公開のコンテンツ(INSCRYPTION?)を取り扱う事を止めるように求める警告文を送っています。
つまり、死んでいるはずのケイシーは少なくともルークがINSCRYPTIONを始めた時点では生存していた事になります。
ルークがINSCRYPTIONを手に入れたのはケイシーの遺品であるカードパックを手に入れたからです。ルークのチャンネルの動画群ではルークが少なくとも9月5日ごろからGAME FUNAに目を付けられている事が読み取れるのですが仮に生きているケイシーがルークにINSCRYPTIONが渡るように取り計らったのであれば何のために行ったのでしょうか。

ルークの動画の違和感

ルークの動画は編集や検閲がされており違和感だらけなんですけど、ゲーム中に公開された動画の中で僕が一番妙に思ったのは夜中に何者かが侵入してきたという動画です。
この動画でルークは僕が死んだらこの動画を証拠に警察に提出してくれと言っています。
これはYouTuberが配信で証拠を残すような不特定多数に向けてというより、誰かがビデオを回収に来る予定があり、その誰かにメッセージを残したというように思います。
先述のようにルークは何らかの理由により実際のゲームのプレイ時期と動画に残す時期をずらしていました。このルークの行動がどんな理由によるものか分かりませんが、少なくとも協力者がいたという事が分かります。

協力者はスクライブ?

前述の公式ホームページの話になります。
公式ホームページ内のルークのPCを触っているとオコジョ=P03からのメッセージが表示される部分があります。内容としては監視されている。ゲームの中で話そうといったものになります。
P03がゲーム外に現れる=PCアクセス権を得ている
オコジョの姿をしている=レシーのゲーム中
という状況はゲームの進行上ありえない状態です。
にも拘わらずそうなっているという事はレシーやP03の協力があってこそなのだと思います。
ルークがINSCRYPTION入手から録画までに3週間の時間が開いていたのはこのような下準備の為に要した時間だったのではないでしょうか。

妄想のストーリー

ここまでわからね~部分を上げたり、情報を纏めたりしたので自分なりのストーリーを妄想してみましょう。
僕の妄想するストーリーはズバリ、ケイシー・ルーク・スクライブが協力していた説です。
GAME FUNA社員であったケイシーは火事により自身の死とフロッピーの消失を偽装、ルークに秘密裏にINSCRYPTIONをプレイさせ大いなる超越を果たします。その後、レシーのゲーム(フロッピー消失前の状態?)の状態のINSCRYPTIONを埋め、さも初めてルークがINSCRYPTIONを見つけプレイしたように見せかけます。
ルークの再プレイが進み大いなる超越が近づくとスクライブ達がそれを阻止したように見せ、ルークを殺害(した振り)をして大いなる超越=OLD_DATEの拡散を阻止した。様に見せかけて既に目的は達成されていた。
以上が僕の妄想するINSCRYPTIONのストーリーです。

今後のストーリー展開について

上記のストーリーは妄想なので少しでも掠っている部分があれば御の字という感じなのですが、INSCRYPTIONのストーリーに新たな展開がもたらされる事は確定しています。
現在ベータテストが行われているケイシーズMODではミッションをクリアする事で謎多き存在、ケイシー・ホブスの残したログを読むことができます(現在開発中なので最初の数ログしか実装されていません)また、全てのチャレンジをクリアした際には「最後の遭遇」があると予告されています。
ケイシーMODはベータ版ながらかなりこまめに新要素が追加されるなど、カードゲームとしてもINSCRYPTIONが楽しくなっています。
この記事をよんで自分はこういうストーリーを妄想した!とかこういう情報があったよ!といった意見があれば是非是非Twitter等で教えていただけるとありがたいです。

以上、バーチャル魔法生物マネミックでした!

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