クイズ

「従業員が参加する買収」とは?

こんにちは。週末は「沈まぬ太陽」というドラマを動画配信サービスで観ていました。ご存知の方も多いと思われますが、このドラマは山崎豊子さんの最高傑作と言われる企業小説を映像化したものです。あまり内容を書いてしまうと観る楽しみも半減しますので、ざっくりとした紹介になってしまいますが、半官半民の航空会社に勤務する各社員たちの生き様が胸を打ちます。イランやアフリカなど海外ロケの映像美も見事です。

ドラマに対する感想で私が目にしたものに、悪事を働いた連中が報いを受けないのがおかしい、というものがありました。確かに、ドラマのエンディングは単純な勧善懲悪で終わるわけではありませんし、2人の同期のライバルのどちらかが勝者というわけでもありません。しかし、往々にして、巨大な組織においては全てを手中に入れて思い通りにできることは稀ではないでしょうか。特に企業内の力学以外の要素が絡んでくれば、誰しもが納得のいく結論などを期待することはできないのかもしれません。すくなくとも沈まぬ太陽は、そのリアルさが傑作たるゆえんなのだろうと思います。それでは今日のクイズです。

そこで、自分の考えたように組織が動かず、逆に抗しきれない力によって思い描いた結論にならなかったとき、拠り所となるものはなんなのでしょうか。この作品においては、それは主人公が抱いていた不屈の信念なのではないか、という主張があったように感じます。

信念は少なくとも、自分のしてきたことの意味を担保し、慰撫するものではあるのでしょう。だからこそ、信念には物語が宿るのだと思います。

まねびのFacebookページは☟こちら


この記事が参加している募集

お金について考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?