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ままならぬ日々3|過去の自分に救われる

次女がもうすぐ9ヶ月になる。第二子の成長は早いとは聞いていたけど、本当に早かった。

足腰が強くて、5ヶ月ごろにつかまり立ちを始めて、そろそろ歩きそう。

長女も歩き始めたのは10ヶ月頃だった。

赤ちゃんのころの服を見ると、セミの抜け殻みたいだなぁと思う。

おんなじ人のはずなのに、この服を着ていた彼女たちにはもう会えない。

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洗濯して保管したはずだけど、母乳の跡は黄色く浮かび上がってくる。

消せない記憶。

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昨年は次女が生まれ、年の暮れに夫の祖母が他界した。そして今月、家族に新しい命が生まれてくる。夫の祖母と接した時間はとても少ないけれど、夫の思い出の中に出てくる「ばあちゃん」の存在感はとても大きくて、しばらくぼーっと記憶のないまま過ごした。家族って一緒に過ごした時間でしょ、と思ってたけどそんなことなかった。
この世に生まれればいつか死ぬのだけれど、と同時にまた生まれる命もあってそうやって繰り返されているんだろうと思う反面、だからと言って感情は相殺されることはないもんだよなぁとぐるぐる考えてた。悲しみも喜びもどっちがいいとか悪いとかの話じゃなくて、感じられることに感謝しようと思う。

生まれてきてくれてありがとう。みんなにそう言いたい気分。

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