軽度発達障がいって何だろう

この仕事をしているとよく
「軽度の発達障がい」などの言葉を耳にします

あるいは、「どこが障がいか分からない」なども
うーん、確かに

いわゆる身体障がいなどのようにパッと見が分かりにくいこともあると思います
パッと見が分かりにくく、そして軽度という言葉
これが 発達に難しさを抱えている子たちの実情を表している 
のでは、と思っています

特に軽度という言葉なんですが

これはあくまで知的に遅れがないということで
障がい特性上、軽いというわけではないです。ここ重要!
そもそものカテゴリーが知的ではなく「発達に難しさを抱えている障がい」なので
障がい特性上の軽度ではないということは、一度確認しておきたいと思います

分かりにくいのも見た目ではなく、日々のできていることの中に隠れた困難さなため
実は、他の障がいと同じかそれ以上の困難さがあるにも関わらず
見過ごされていることも多いです

そして「怠けてる」「なんで何度言っても分からないの?」「悪い子、ダメな子」と言われてしまうのです
そのたびに傷ついています
もともとストレスにものすごーく弱いですからね(ストレス脆弱性)

特に支援者が
「どこが障がいか分からないですよね」
という言葉はその子の本質や抱えているものを見ていない気がします
=仕事としてはどうかと思います

もちろん、なんでもかんでも障がい者にしてしまう必要はないです
できることを上手に伸ばして、難しさもカバーできていて
楽しく生活できているなら
障害があってもなくても関係ないと思っています

でも
どこが障がいか分からないほど
本人が頑張って方法なり手段を獲得しているのなら
支援者(仕事として関わっている人)は、その部分をきちんと伝えるべき・認めるべきだなと思います

「すごい、前は~だったのに、ここまでできるようになったやん(考えれるように・振り返れるように)」」
「こんな風にできるように(考えられるように)なったんだ。すごいやん」

堅苦しくする必要もないし、できて当たり前になったことまで言う必要はないですが
本人の努力や経験したことは本人に伝えてあげてほしいとこです

子どもの笑顔に隠された
その子の根底にあるもの
きちんと見ていきたいですね

ブログでも発達障がいについて書いています

興味のある方は1度見てみてください

https://ameburo.jp/masamana0714/


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