見出し画像

やりたいことがない人へ

「やりたいことがない。何をしたらいいんだろう?」人間がいつも悩んでいることです。 おそらく一万年前くらいから、この悩みが出てきていると思います。 狩猟採集時代であれば、キャンプ生活でしたので、やることは山積みでした。 寝床を探さないといけない。食料を確保しないといけない。捕食者に気をつけないといけない。 仲間と密にコミュニケーションを取らないといけない。 次から次にやることがあった。 それが、農耕牧畜の開始で、定住生活になって、生産性が爆上がりして、「余剰」が生まれた。 この余剰によって、人間は暇になりました。


暇になったもんだから、次は何をするかというと、学問をしたり、芸術をしたり、娯楽を作り出した。 それが一万年くらい続いて、現代になっています。 そして現代でもその問題は解決していなくて、人々は日々何をしていいかわからず、日々暇つぶしをしている。 こういうものなんですね。


いま生きている人間は、誰しも何をしたらいいかわからないんです。 これといってやることがないのでね。 (一部の人は暇に耐えられず日々やることに追われる生活に戻る。田舎で自給自足したり、世界中を飛び回るノマドワーカーみたいな人。 忙しくしていたら、悩む暇がなくなって楽なんですよね。)


人類の9割は、特化型AIじゃなくて、汎用型AI。まんべんなく何でもできるので、目移りしちゃうし、 自分の得意なことがなかなか見つからない。 ギフテッドだったら大丈夫ですよ。 物心ついた時から、数学が得意だとか、野球が得意だ、将棋が得意だってわかりますからね。 その人たちは迷うことはない。 それで成功して、暇を潰せるので。 ただ、99%の人は汎用型AIなので、何をしたらいいのかわからない。 ピタッとはまるものがない。 ちょっと得意だなと思っても、それが仕事になるレベルかというと、そうじゃない。 キャンプが好きだとか、サウナが好きだって言ったとして、 それで家族を食べさせていけるわけじゃない。 だから、次から次に自分に合うものを探さないといけない。 そうこうしているうちに、世間体などによって、やりたくもない仕事をして、 定年まで働くと。 その働いている中でも、ずっと葛藤状態。 何をしていいかわからないし、今やっていることに満足しているわけじゃない。 これが人間の普通の姿なんですね。 この悩みを解消するために、人に相談したり、本を読んだり、映画を見たり音楽を聴いたりする。 自分の人生どうしたもんかなと。


人間は何をしたらいいのか?僕の考えを述べます。1つは、「努力しなくてもできること」を見つける。 人っていうのは1つか2つはあるんですよ。 ゲームが好きだとか。 気づいたらサッカーを見ちゃってる人とか。バイクを触っている人。 こういうふうに気づいたら何かしている。 それを今の時代はお金につなげることができる。 例えばゲームだったら、ゲーム実況者とかゲーム解説者になればいい。これでいいと思うんです。

ここから先は

1,790字 / 1画像

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?