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学習欲は好きから生まれる。学びたい気持ちは必ずしも結果を重視しているわけではない。

ストレングスファインダーの結果
1位 学習欲
2位 個別化
3位 共感性
4位 達成欲
5位 親密性

今日は1位の学習欲について分析します。

確かに、昔から学習することは好きだった。勉強は好きだけど、テストは嫌いで、テストの結果を重視される順位とかはすごく嫌だった。
もちろん、好きや好奇心で勉強に励むからテストの点は取れていた。でも、周りの友達は、よい成績をとるために勉強をしていたので、当然テストの結果は納得がいくものではなかったようで、私のことをぐちぐち言っていた。成績がいいって言うのもいいのか悪いのか。
ただ、私の学習欲や興味はとてつもなかった。高校の時のテスト勉強で数学のある1問に対して3日を要した。答えを見ればすぐ終わるものの、答えを見ても、自分の中で完結に処理されるまで問題に向き合っていた。おかげさまで高校の時の成績はとてつもなくよかったし、大好きな教科だった。このストレングスファインダーによれば、

「あなたは学ぶことが大好きです。あなたが最も関心を持つテーマが何であれ、いつも学ぶ『プロセス』に心を惹かれます。内容や結果よりもプロセスこそが、あなた にとっては刺激的なのです・・・」

まさしくそうなんだろうな~と自分の過去を振り返っている。
現在、2期目の学習欲が来ている感じがする。1期目は学生時代のことではあるが、その後、めっきり学習欲は働かなかった。なぜなら、社会の中でその意欲は押しつぶされたから。

仕事や成果は学びと切っても切り離せない関係である。特に若い頃は。社会にでてまずは学んだんだと思う。その頃の私は、私がなぜ学ぶのか学ぶのが好きなのかよく分からなかった。今こうして見るとプロセス重視の私ではあるが、その頃は学べば仕事に直結してくることも分かっていた。

「出る杭は打たれる」ではないが、私が前にしゃしゃり出れば打たれる。ぶつかる。どれだけ頑張ったとしても、その成果は認めてもらえない。それは若さが邪魔している部分もあったのだろうが、当たり前を当たり前として捉えない私としては気に食わない。従順に従う私ではない。

そこで、私は自分の学びの興味・関心を捨てて別の楽さを選んだ。頑張らなくっても別に普通でいられる。普通でいれば、刺激はないが、問題も起きない。つまらない人生の始まり。早く老後を迎えたいと思っていた。早く40年くらいタイムスリップすればいいのにって思っていた。多分自分らしさに蓋をしていたんだろう。

でも、今は2期目の学習欲が来ている気がする。
学びの再チャレンジ。
2021年から、IB教育に携わることにした。これまで、教員として働いてはいたものの正規職員としては働きたくはなく、講師としていろいろな国を回っていた。もちろん、ふらふらしている私に正規がいいよ。と言ってくる。果たして正規職員というのがいいのか。良し悪しは関係なく、自分の働き方にあっているかどうかだと思うのに…。そして、IBが新たな学びの機会を提供してくれて、楽しくやっている。
多分相当学んだんだと思う。IBの理解を得るために、みんなに知識の面で追いつくために毎朝1時間早起きしてカリキュラム本を読み込んで、授業に当たった。それでも楽しかった。きっと私の資質能力のトップに学習欲があるから。

「・・・短期間で沢山の新しいことを学ぶことが求められ、そしてすぐにまた次の新しいプロジェクトへに取組んでいく必要のあるような、活気に溢れた職場環境の中で力を発揮します。この 「学習欲」という資質は、必ずしもあなたがその分野の専門家になろうとしているとか、専門的あるいは学術的な資格に伴う尊敬の念を求めていることを意味するわけではありません。学習の成果は、「学習のプロセス」ほど重要ではないのです。」

純粋に学ぶ過程が好きなんだろうな~って思う。新たな発見、生活との繋がりと拡がり、結果がどうのこうのではなく知りたいがまず先にきているのと、4位にある達成欲が連鎖してこの学習欲をつくっている気がする。

さて、2023年もたくさん勉強しました。その結果、2024年から大学院へ進学も決まりました。つまりは学ぶということです。私から学びはきっても切り離せない存在なんだな~と実感。


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