チェコへ行ってきた その1

この夏、チェコへ行ってきたので旅行記などを。

■1日目(2019年8月10日 土曜日)

成田に着いたのは午前9時半少し前。
スカイライナーには乗れなかったが、特急で座ってこれたので順調な滑り出しだ。
しかし第一ターミナルってなんか薄暗い感じがする。
チェックインは済ませてあるので荷物を預けにカウンターへ向かう。
特に問題なく荷物を預けて、チケットを受け取った。
「旅行に行くのだなぁ」と実感が湧いてくる。


チェコへ行くのは4度目。前回は2006年の正月に行って以来なので13年も経ってしまった。
今回は子供が生まれてから初めての海外旅行。
子供料金で乗れるうちになんとか行きたかった。今年の夏で11歳になるので最後のチャンスかも。
それに今年はお盆休みが良い感じで並んでいて、土日と有給を足して大型連休にしたのだ。
本当はもっと小さいうちに連れて行きたかったんだけど、あんまり小さいうちだと覚えてないだろうし、金銭的にもゆとりがなかった。(金銭的には今回もゆとりはないけど)

今回使ったのはアエロフロート。
アエロフロートといえば荷物が無くなるだ、トランジットするのに一泊しないといけないだ、などと聞いていたので恐る恐るチケットを取った。
なんせ安かったもので。

アエロフロートは搭乗24時間前からオンラインチェックインができるのだがちょっと出遅れたら家族3人横並びの席が取れず前後になってしまった。
やはりお盆休みなので乗客が多めなのか。
娘初めての海外旅行で初めての飛行機なのに席が離れてしまうとは、なんか申し訳ない。
でもオンラインチェックイン自体は難しいことは何もなかった。
これなら会社の昼休みにやっておくべきだった、、、

これはもうみんな知ってるかも知れないが、出国手続きが自動になってる。顔認証で通れるのだ!
時代は進んでいるねぇ。
でも自動ゲートだとパスポートにスタンプは押されません。
スタンプを押して欲しい人は、有人窓口へ行けば押してくれるみたい。

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そんなこんなで搭乗しました。
アエロフロートのCAさんの制服は赤いスーツで鎌とカナヅチのマークが入っているのがソビエト時代を彷彿とさせます。

シートにはひざ掛けとスリッパや耳栓などのアメニティがそれぞれ置いてあり。寒がりの自分はひざ掛けが大変ありがたかった。
エコノミーと言えども全席にモニターがついていて各自で好きな映画を見たり音楽を聞いたりできます。
でも配られたイヤホンは音がショぼくストレスフルな感じでした。

機内食は一回目が魚か牛肉かということで魚を選んだのですが牛肉の方が美味しかったっぽいです。

画像2

12時15分に離陸して約10時間、現地時間の16時頃に到着。ほぼ定刻通りでした。
モスクワのシェレメーチエヴォ国際空港(おぼえられない、、、)もネットを調べると微妙な評価が多いようです。特にパスポートコントロール!
乗り換えの際も長蛇の列となり、順番という言葉を知らない国から来たような人がどんどん押し寄せるという。
我々もゴチャゴチャした列に並び30分くらいしてやっと番が回ってきました。
はじめに妻が窓口へ行くと何か話してる!?そして引き返して来ました。
「ここは入国の窓口で乗り換えは別の場所だって!」
後ろに並んでたインド系の女性も「乗り継ぎはここじゃ無いわ。ここは入国の窓口よ(予想)」と教えてくれました。
しまった!!急いで引き返してみると乗り換え用のパスポートコントロールがちゃんとありました!
「パスポートコントロールが有って結構混んでいる」みたいな情報だけ覚えていて、間違えた列に並んでしまった!
妻と娘に白い目で見られながら、乗り換え用のパスポートコントロールへ並びます。
ここは先ほどの入国の列など比べようも無いほど混沌としています。
なんとか窓口を抜けると今度はセキュリティチェック。
パスポートコントロールを抜けた人々でごった返している。阿鼻叫喚!

セキュリティも無事抜けてショップエリアへ。
パスポートコントロールで精神を使いすぎて店を見る余裕があまり無い。
ショップエリアは店も多く、明るく清潔な印象。今思い出しても「また行きたいな〜今度はもっと店をゆっくり見てみたい」と思えますが、パスポートコントロールを考えると一気に気が萎えます。

プラハ行きの飛行機に乗るためにターミナルDは向かいます。
プラハ便に並んでいる人は9割がたアジアの人だった。
まあ考えてみると地理的に見ればモスクワ経由でプラハに行くのはアジアの人が多いのは当たり前かもしれんね。

プラハ便は19時15分出発。機内食はサンドイッチが出たのですが、ハムとチーズのサンドイッチでめちゃめちゃ美味かった。

3時間弱でプラハに到着。
着陸姿勢に入った頃は夕暮れ時でしたがターミナルについた頃にはすっかり日が沈んでいました。時刻は9時すぎ。ヨーロッパの夏は太陽が沈むのが遅い。
着陸してからターミナルに着くまで窓から見える空港のオレンジの照明が懐かしくもあります。

チェコのパスポートコントロールもモスクワに負けず劣らず待たされます。

空港で少しの金額を両替していると日本の青年に話しかけられました。
現地でプリペイドシムを買って入れたけど設定しても通信ができないとのこと。ちょっと見てみましたがちゃんと設定はされてるようでしたが確かに繋がらないようでした。考えられるとしたらスマホがヨーロッパの電波に対応してないとかなのかな。例えばauのスマホだったとか。

かくいう私はauのスマホを使っているのです。そしてこの旅行のためにシムロックも解除してきたのです。
ですが色々調べて見るとauのスマホだと使える電波が限られていてヨーロッパではあまり役に立たなそう。
なので昔使っていたNexus5にFLEXIROAMのシムを入れ、通話用にはIP電話のアプリを入れてきました!
そう、通話のためにIP電話のアプリを入れてちゃんと電話がかかるか確認して来たのですが、なんとチェコから電話がかけられない!
国際電話のかけ方を調べてみても電話がかからない!
よくよく調べてみると国際電話を使うときは事前に電話で申し込みをしなければならないと!
このネットの時代なのに電話で申し込みをしなければならないと!

なのでもうIP電話はあきらめました。
なんか準備不足が否めない、、、

空港からプラハの中心地に出るにはバスと地下鉄が便利です。
119番のバスで地下鉄A線のデイビツカまで、、、あれ?駅名が変わっている?
いいえ違います。A線が延長されたようで空港からバスで行ける地下鉄の駅はナドラジー・ヴェレスラヴィーン駅です。

プラハで宿泊するのは民宿桐渕。プラハ唯一と言って良い日本語の通じる宿です。
やっと宿に着き、一息ついて時計を見ると夜の11時くらい。
長い1日だった。
日本からヨーロッパへ向かうと実際に1日が長い。
朝起きてから布団に入るまで24時間くらい平気で経ってる。
とりあえず今夜はおやすみなさい!

つづく

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