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数学的に話す技術・書く技術


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ワタクシは数学が得意な文系。
英語・国語が苦手な文系。
学生時代、阪大模試を受けたとき

英語:40 国語:40 数学:80

という偏差値をたたき出したほど。
とまあ、こんな話は置いといて(笑)



数学的に話す技術・書く技術、それは論理的に物事を考える技術である。

論理の世界は、阿吽の呼吸とは対極をなすもの。
うまくいかない例がひとつでもあれば、「常に正しいわけではない」=「偽」
となる。

「背に腹は変えられない」という言葉がある。
現実世界において、何が背で何が腹なのかは当事者同士でも違うし、共有されてもいない。
このように、何の基準もないまま、正しいことを決めようとする議論はたくさんあるし、例外を持ち出して話題をすり替えるような議論が多く見られる。

では、正しいことを見つけるにはどうすればいいか。
それは、誰もが理解できることを積み重ねて論理的に冷静に考えることである。すなわち、数学的な考え方が重要になってくるのである。



いざその数学をやると、数字や数式という一見無味乾燥なものにぶち当たる。そしてそれを乗り越える必要性が出てくる。具体→抽象になるにつれて、「モヤモヤ」が生まれてくる。こうしたところをスッと受け入れられるかどうか。
その秘訣は、スッと受け入れられなかったところを意識して、抽象→具体に引き戻すこと。そのためにはとりあえず手を動かす。公式を見ながらでもいい、何度も何度もやっているうちに抽象的なものが身近なものになり自分の世界になる。
これが無味乾燥なものからの脱却である。



数学に限らず、基本的な枠組みをつくるには論理が必要。
いつでも使えるよう、磨いておくべきである。

文系なのに数学ができてカッコイイ

ここのところを活かして、それを地盤にたくさんの経験をつみ、「良い問い」を見つけ、多くの人の興味を引き、周辺の理論を発展させることに貢献できたらなと。




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