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税理士試験69(身についたこと)

税理士試験を受けるという体験を通して身についたこと。
大まかに言えば、以下の通り。

・時間の確保
・スケジュール管理
・整理整頓
・期限厳守
・くじけぬ心
・事前準備
・スキマ時間活用
・自己受容

これらをもう少し掘り下げてみようと思う。


●時間の確保(1日の過ごし方)

直前期、答練の制限時間は2時間。
途中邪魔されることなく2時間ぶっ通しで計りきりたい。
だから2時間というまとまった時間を確保するために、「仕事の時間外で、仕事の電話が入らない、来客がない、別口での用事が入らない時間はどこにあるか?」とまあ、その日の段取りを考える習慣がついた。
時間の確保、意外に難しい。


●スケジュール管理(週単位、月単位)

時間の確保の延長になるが。
曜日によって仕事の内容がある程度は決まっているが、中高生のテスト期間や月末や月初めだとそこにプラスアルファの仕事が舞い込んでくる。
例えば所得税の答練は火曜日の10時~12時と決めていてもそれが崩されることもある。それが崩されたら特段困るってわけではないが、先延ばしにするきっかけになってしまってそこからズルズルあかん方向に・・・ってなりかねないので、ある程度は時間が変わったとしても曜日のルーティンは崩さないようにした。
そのため、手帳のカレンダーに
・仕事の日程
・答練の予定
・全答練の受験日
の順に書き込んでいき、極力仕事の予定を崩さず、答練も予定通り消化できる曜日構成を考えた。場合によったら休みになるであろう土日にまとめて!ってこともやったが、そういうのは極力少なめ。
直前期と中高生の定期テスト(2回)の日程が丸かぶりにつき、土日の休みが確保できることはあまりなかった。




●整理整頓

詳細は↓に。





●期限厳守

答練には提出期限なるものが設けられている。
厳密に言えば提出期限を過ぎても採点はしてもらえる。
でも、順位表などには反映されず、自分の位置が把握しにくい。
そんな理由もあるが、何よりワタクシは提出期限を厳守することでモチベーションが保てていたことも事実。
一度提出期限を守れなかったらもういいや・・・ってそこからズルズルあかん方向に・・・ってなりかねないから。
期限にせき立てられながらも、期限に救われた。




●くじけぬ心

これある意味一番大事かも。
答練の成績が悪かったり、本試験不合格だったり。
受験してから最初数年度は不合格の結果を見て泣きまくっていた。
何回不合格の結果を突きつけられたことか。
もうやめる!ってブーたれたことも数えきれぬ。

しかしだんだん感情を乱されなくなった。
いや、最初数年同様に悔しかったんだけど、不合格の事実を受け入れられるようになった。
だんだん心が強くなってきたのだろうか?
当然ながら、ブーたれることもなくなった。
(不合格をネタに笑いをとることもあったくらい)


●事前準備

時間確保、スケジュール準備などは時間の話。
これに対して、事前準備は物理的な話。
例えば、税理士試験の受験申し込みをするのも意外に一手間。
書かなければならない書類、準備しなければならないものなども多い。
初年度は正直グダリながらやった。
その教訓から、次の年度からはグダらないように初年度に必要だったものをあらかじめリストアップしておき、手帳に書き残しておいた。そして準備の期間になると去年の手帳を広げ、必要な物を一つずつ揃えていく。これをきっかけに他のことに対しても事前準備をする習慣がついた。
毎年のワタクシの手帳には、事前準備に関する“来年への羅針盤”と書かれた項目がちょこちょこある。名前、かっこよすぎ(笑)


●スキマ時間活用

これは勉強時間の話。
仕事中は原則勉強できないが、自習の監督、個別指導の待ち時間など、ちょこちょこスキマ時間ができる。
そういうとき、あらかじめ用意しておいた個別理論や用語の意義を計算用紙の余白スペースに書くという練習をしていた。用意していないときは、自分がパッと思いついたテーマについて書けるかどうかもやった。
理論の問題を1つ解くとなるとかなり時間も使うが、ただ単に1つ2つの柱をあげるとなるとそんなに時間も使わない。
大きなことはできないが、小さなことなら・・・という発想。
こういうちょこちょこした時間をうまく使えるようになったと思う。


●自己受容

ワタクシ税理士試験に合格するのに非常に長い期間かかってしまった。
ワタクシより短い期間で合格できた人、マジ尊敬ですしうらやましい。
ただワタクシはワタクシ。
ありのままの自分の結果を受け入れます。
ただこれは結果的に税理士試験に合格できたからそんな綺麗事言えるのかもしれないです。



#税理士試験 #身についたこと  

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