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税理士試験57(整理整頓の技術)

税理士試験を受けるにあたって大切なことがある。

それは、整理整頓の技術。



税理士試験の直前期。
テキストを筆頭に、レジメ、プリント、答練冊子など配布物がたくさん。

テキストはもちろん分厚い。(500ページくらい)

答練も1回分が、
・問題冊子の本番用(10ページくらい)
・問題冊子の解き直し用
・解答用紙の本番用(10枚以上)
・解答用紙の解き直し用
・解答解説冊子(10ページくらい)
・そして講師に採点された返却答案
という内容。
答練は合計9回、全答練は1回、合計10回分。

そしてご丁寧なことに、直前対策計算問題も
・問題冊子の本番用(10ページくらい)
・問題冊子の解き直し用
・解答用紙の本番用(5枚以上)
・解答用紙の解き直し用
・解答解説冊子(10ページくらい)
という内容。
これも合計10回分くらい。

それに加えて、答練1回ごとに数枚のレジメやプリントが配布される。



直前期のこの資料の多さ!
ワタクシは文字通り“直前期”しかお世話になっていないからまだこの量で済んでいる。これ1年コースの人だともっと資料が多いのではないか?

だから勉強の方にだけ時間をかけていると、自然と資料の山ができていき、次第に資料の山に埋もれてしまうことになってしまう。
そうなると、必要なときに必要な物をパッと取り出すいわばジャストインタイムができなくなってしまう。

だから、資料が届いたときにワタクシがまずやること。
中身を確認し、残すべき物、捨てるべき物を分ける。残すべき物の中も吟味し、資料一つ(1枚)あたりの情報量が少ない場合は、テキストにその情報をサッと写して捨てるべき物に分け直す。そして、捨てるべき物をすぐに捨ててしまう。これを毎回やっていた。

手帳にも、“第1回は本番解いたが解き直しはまだ、点数は何点・・・”など書いて後々自分が復習しやすい地盤をつくっておいた。

全答練(6月中旬)が終わった後は、一服感からかモチベーションがちょっと下がるので、この時期に大規模な整理整頓をやった。
解き直しが終わっていないもの、すでに解き直しが終わっているものを分けたり、各回の答練の解答冊子を並べてわかりやすくしたり。複数科目を受験しているときは冊子の背の部分に蛍光ペンで色を塗り色分けしていた。(法人税は緑、所得税はオレンジ、酒税は青というふうに)

確かに勉強以外の作業に時間が取られる感がハンパなかったが、長い目で見ればこの作業やっててよかったなと思う。
グループ法人税制が復習したいな・・・確か第5回だったか・・・法人税の第5回の冊子は確かここに置いたな・・・ってな具合で、万が一探している資料のありかがパッとわからないときでも手帳を見て、ジャストインタイムで目的の資料を取り出すことができるようになっていた。


他の試験でもそうかもしれないが、この整理整頓の技術、かなり重要。
少々時間をかけても後々の効率化のためにやっておくべきである。
ワタクシ自身、この技術が身につかなかったら資料の山に埋もれていたこと間違いナシです。



#税理士試験 #直前期 #整理整頓




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