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追いかけるな(大人の流儀5)
なぜに大人の流儀“5”からなんだとツッコミが入るかもしれないが、
まずワタクシ自身がツッコんだのは言うまでもないだろう。
このシリーズ、かねてから読みたいと思っていた。
ウチの本棚を何となく眺めているとこれがぽつんと置いてあった。
女房がかなり前にブックオフで買ったものらしい。
ウチの小学生にやらせている国語の問題集に掲載されている問題文のひとつに兄と弟の話があった。
亡くなった弟のことを兄が回想しているというもの。
解説・やり直しをしているとき、泣きそうになったのを覚えている。
が、そんなことは忘却の彼方でこの本をなんとなく読み進めていくと、兄(筆者)が弟について書いており、兄が家業を継がないことで勘当され、弟が家業を継ぐがなければいけないことになり夢をあきらめるかたちになり、結果的にその弟が亡くなって・・・
あれ、このエピソード、国語の問題集の話と全く一緒やん!!
これ、伊集院静の話だったんだ!!
これに偶然出合ったときの感動。
便利なものには毒がある
手間のかかるものには良薬が隠れている
などなど、教訓めいたものもたくさん。
あれ、こういうの、なんか最近読んだ気が・・・
あと、夢日記はネタに困ったときに書くもの
激しく同意!!!(笑)
夏目漱石の夢十夜もネタに困ったからなのか?
でもあれはもはや芸術の域。
あの意味のわからなさといい、幾通りの解釈を可能にしてくれることといい、だからこそ読み継がれるのかなと。
いかん、夢十夜に話がそれた!!(笑)
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