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どうしても頑張れない人たち

ケーキの切れない非行少年たち。
https://note.com/manchanhaven/n/n4364fcc8e35a
・・・の続編である、どうしても頑張れない人たち。

この仕事やってて、勉強に関して、“どうしても頑張れない人たち”に出くわすことはある。
そのヒントが得られるかと思い、読んでみた。


支援なしでも頑張れる人たちは勝手に頑張る。
だから支援すべきなのは“どうしても頑張れない人たち”である。
しかしそういう人たちを支援すれば、余計なお世話だと逆に嫌がられることもある。
支援する側からすればたまったものではない。
そこの落としどころが難しい。

頑張れない人たちは、なぜ頑張れないのか?

ここのところがワタクシも最も気になっているところ。(だから読んだ)
でも、本書には明確な答えは書かれていない。
きっと、筆者も明確な答えはわからないのであろう。
ただ、それを解きほぐすヒントやアプローチが書かれていた。


頑張れない人たちを頑張らせるには、支援が必要。
支援をするには、支援者にも心のゆとりが必要。
支援者同士の連携も必要。

そこまでして、なぜに頑張れない人たちを頑張らせなければいけないのか?

それは、いつどこで誰にどんな状況で世話になるかがわからないから。
もしかしたら頑張れる人たちが支援される側にまわるかもしれないから。
そのとき、その支援者となる人は多い方がいいに決まっているから。

そして、誰がいつどこで支援者の側にまわるかはわからない。
だから少しでも支援者を増やすべく、“頑張れない人たち”を“頑張れる人たちにする”のが必要ではないか?
それが社会をよくするためのひとつの方法であろう。


とまあ堅苦しく書いたのだが、とりあえず、“頑張れない人たち”が身の回りにいることも事実。
どちらかといえばワタクシは“何も考えていない族”である。
だから、堅苦しく考えず(というか考えられない)、身の回りにいる人たちに対し、普段から実践している笑顔と声かけ(これしか取り柄がない)をもっと意識的にやろうと思う。




#どうしても頑張れない人たち #ケーキの切れない非行少年たち #読書感想文

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