~King&Prince~展望

今年デビュー2周年を迎え3年目となるKing&Prince。(以下キンプリと略称)

2018年5月23日デビュー。ジャニーズ事務所として実に4年ぶりのCDデビュー。結果的にジャニーズ事務所前社長であり創業者のジャニー喜多川が手掛ける最後のデビュー組となった。キンプリデビューまではCDデビューの廃止も囁かれていた中でのデビュー。蓋を開けてみればデビューシングル「シンデレラガール」は初動売り上げ57.7万枚のロケットスタート。閉塞感が漂うジャニーズにとって現れた新星。そんな特大の期待を背負う彼らキンプリの展望である。

今後も各グループの展望をするかもしれないのでぜひ注目していただきたい


2016年12月31日。ジャニーズ事務所は国民的アイドルであり大スター“SMAP”を失った。筆者のフィーリングでは事務所の中で1番アンチが少なかったグループであるように思う。アンチが少ないのも大きいが、特筆すべきはファン以外の国民から多く愛されていたように感じる。


先述した通り、この頃はJr.のCDデビュー廃止が噂されていた。その背景には恐らくだが、SMAPを失ったとしてもまだ看板グループである“嵐”が居り、当分は安泰だと考えられていたのではないか。そして思ったように売れない若手デビュー組の存在。2017年6月ごろに大野智が活動休止についてメンバーや事務所の人間と検討したことが明かされている。この話が持ち上がった時点で事務所としては次なるスター候補をデビューさせようと画策したのかもしれない。



Jr.時代にはMr.KINGとPrinceとしてしてJr.の先頭に立っていた二組が満を持してのデビュー。


花晴れやエース平野紫耀のバラエティーでの活躍の効果もあり強烈なインパクトを残したキンプリ。正直近年の若手デビュー組の中では頭一つ抜けているだろう。それは認知度や売り上げ、新規ファンの獲得数などの複数の観点から見てだ。


では今後どのように階段を登っていくのであろうか

昨今、嵐や山下智久、スノストやJr.などのデジタル展開が目立つ。この高まった機運の流れにキンプリも乗るのか?

筆者的には相反する姿勢を見せるのではと考える。古来からやってきた王道の売り方、即ちテレビという大規模メディアを使った売り出し方でいくという可能性が高い。SNSは身近さが売りだ。まるでタレントがすぐ近くにいるかのように錯覚させることができるツール。非現実性というジャニーズの十八番が今の時代現代人に適しなくなっていることもまた事実だ。だからこそ距離をとってきた。


現段階でもシングルやアルバムごとに楽曲の公式Twitterが開設されている。しかしその取り組みもグループによってまちまちである。

これからはとりあえずとして、グループによって売り方、❝アプローチ❞は異なると推測する

キンプリはSMAPや嵐が取ってきた道と同じような道を通っていくのではないか(もちろん道中の出来事は全く違う)


ジャニーズの持つ特性である幻想というファンタジー性をキンプリは引き継ぎになっていくのかもしれない。


個々それぞれも粒ぞろいのキンプリ。個人個人のブランド力を高め集合したときに大きなパワーとなるようなその名の通りのラグジュアリーな集団になってほしいと願うばかりである

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