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関係図式とは何か?


関係図式は事物を把握するときに特定情報の組み方である。観察者の脳から形成したものなので、観察者を中心にした時間と空間はインデックスとなる。情報を抽象な関係にしたため、物質世界を抽象化され記憶が可能となったのである。

記憶能力と情報処理の能力に制限され、関係図式は必然的に階層構造となる。例えば、五官と顔輪郭の関係は顔の関係図式である。五官の目、鼻、口などはそれぞれの関係図式を形成する。これは包容的な関係である。ほかに、並列な関係とオーバーラップな関係もある。二つの目は並列な関係で、男女、父母、子孫はオーバーラップな関係である。対象を知れば知るほど、関係図式の数も多くなる。人間は目的によって関係図式の数を決める。

関係図式を生成するときは、最小のエネルギーと、記憶しやすいことが原則である。図形において、まず記憶しやすい標準形を作ってこれを座標にしてほかの関係図式をつくる。例えば、円形に近い形は正円を基準にして、細かい部分は正円の偏差として把握する。こうすれば、最も省エネの方法でものを把握することができる。ゆえに、まん丸の顔が存在しないのに人間は丸い顔だと形容してしまう。

同類の事物はそれぞれの関係図式の平均値を標準座標に設定される。平均値とその偏差を把握すれば個別の事物の把握とみなされる。一部の平均値は典型概念となる。概念は記号によって表記すれば名称概念の誕生だ。そして言語が出現する。ここで強調しおきたいことは概念には名称概念と無名称概念の2種類あること、そして、概念すらできない関係図式もある。これを理解すれば思惟のことも分かってくる。

(タイトル写真の中の帯状の模様は一つの関係図式である。それは概念も名称もない)

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什么是关系图式?

关系图式是把握事物时对来自事物的信息进行的组合关系。关系图式因为是观察者建立的,必然以观察者的时间和空间为中心作为索引而展开。因为它是信息间的抽象关系,所以人可以把现实世界抽象化后储存到记忆里。

关系图式是信息的群化。由于记忆能力和信息处理能力的限制,信息的群化必然呈现出层次构造。比如五官和面孔轮廓构成面孔的信息群,而眼睛,鼻子,嘴又各自形成信息群,这是一种包含式层次关系。关系图式可以是并列的和重叠的,比如两只眼睛是一种并列关系,男人,女人,父母,子女等概念下的关系图式是部分重叠关系。对事物了解得越多,形成的关系图式的数量也就越多。人根据不同目的决定生成关系图式的数量。

关系图式是以最小能耗和便于记忆为原则去把握事物为目的而建立起来的。所以在图形方面,它首先建立一个容易记忆的标准图式并以此为坐标再建立其它的关系图式。比如一个类似圆形的事物会以圆作为坐标形,其它细节将根据和圆的偏差阈值来把握。这样可以用最省力的方法去把握该事物。一个不是正圆的面孔我们会称为圆脸就是这个道理。

面对同类事物,大脑又会用关系图式的平均值作为标准坐标,把握了平均值加上偏差阈值就等于把握了某个事物。这个平均值可以形成典型概念,当概念被记号指代时,于是产生了名称概念,然后出现语言。这里我想强调一点,概念必须用名称概念和非名称概念去区分,另外在概念之外还有无法形成概念的关系图式。只有这样理解我们才能了解我们的思维。

(题图照片里的带状纹样就是一个关系图式,它没有名称,也不成为概念)


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