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時が来たらゴスペラーズのライブに行かへん?

えええええ疫病退散!と大阪湾に向かって叫びたい今日この頃。

ついにきました私にも、延期の通知が。

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本日3月29日のゴスペラーズ坂ツアーG25滋賀公演のチケット。6月18日に延期です。

わかっている。誰よりつらく悔しいのはパフォーマンスを披露できないミュージシャンであることは。

いつかみんなが集って歓声をあげ、最高のパフォーマンスを楽しめる日がきますようにと願いを込めて。その時が来るまでファンにできることは元気でいることと、推しを推し続けることしかない。

というわけで、今日は私がかれこれ20年推しているゴスペラーズについて書こうかと。

ライブがライフの一部になる

けどね、もうね、「ライブ行け!」という5文字に集約されるんですよ、ゴスペラーズは。すげえ乱暴な言い方で申し訳ないけど。

しかしそれではnoteにならんし、今はライブに行けないので、ひねりだします。

1994年12月21日デビュー。現在25周年記念ツアーの真っ只中(のはずでした)。

私が彼らを認識したのは、デビュー間もない頃「笑っていいとも!」で替え歌を歌ってた兄ちゃんとして見たのが最初。ちゃんと歌手だと認識したのはそれから数年後、「ニュースステーション」のOP(シャンランラー♪ってやつ)をスタジオで歌ってたのを見たときかなと。

陥落したのは2000年夏にリリースされ、44週連続チャートインした『永遠に』。当時ラジオでめちゃくちゃかかってたので、私の耳に入ってくるのは必然でした。冒頭のハーモニーがまさしくあなたの風になって私の脳内を駆け抜けてきたからもう大変。これは生で聴く以外の選択肢がない。

『永遠に』リリース翌年2001年9月9日、日本武道館公演が私にとってのゴスペラーズ初ライブ。生で聴く5人の歌声の圧、歌圧はすごかった。深紅の衣装で1万人が固唾をのむ空間の静寂を破る『ひとり』の歌いだしは震えた。

あれから20年。人生の半分をゴスペラーズの音楽と生きてきた。

ライブに行くことが日常になった。知らない土地へ旅をし、ライブを楽しむ遠征の魅力を知ってしまった。今それがないことがとてもさびしい。

ビューティフルハーモニーの時代がやってきた

昨年、外務省が元号「令和」の英訳を「ビューティフルハーモニー」としたことが話題になりましたが、これをリーダー村上てつや氏がえらく気に入って、ライブのMCでも言うてたようです、俺たちの時代がきたなと(笑)

実はまだ平成だった2年前の2018年2月21日、毎日新聞(東京版)に意見広告を出していたんです。「世界には、ハーモニーが足りない。」と。

さすがやで我が推し、時代を先取ってたわ。

そうです、ハーモニーです。

誰かと誰かが出逢って、違うお互いを尊重して、ひとつの世界を作る。

全く異なる個性と声を持った5人。全く違うから声が重なったときの、ハモったときのパワーは、戦隊モノのロボが合体する感じ。強い。超強い。

この歌唱映像を視聴してもらえれば、5人の歌声の合体技が、「ライブ行け!」の真意が一瞬でおわかりいただけるかと。

一発撮りで界隈をざわつかせている「THE FIRST TAKE」より。頭空っぽにして最後まで見てくれよな!(ヘッドホン推奨)↓

ありがとう「THE FIRST TAKE」。なんで無料なんだよ、お金払わせくれよ。投げ銭する代わりに今日も再生回数増やすよ。

しかしこんなくっそかっこいい歌うたって、こんなお茶目な終わり方あります? 狙ってませんよ? むしろ狙ってできます? できひんやろ?

スキのないカッコよさとチャック空いてるお茶目さ

スキのなさとチャック空いてる感じが共存するのがゴスペラーズだと私は思ってます。そこがいいんだよ。理想の上司だよ。

グラサン武装してるようで、女々しい歌詞を歌わせたらその声色の艶めきに、聴いたものすべてがひれ伏すリーダー村上てつや氏。

すっかり音楽界のカレーポジションをゲット。海も空も割るようなハイトーンで心の壁をぶち破る黒沢薫氏。

猫とパンと菓子とゲームを愛し、ツアー先ではローカルパンを食べ歩く。HBBとエアリーボイスを操るリズムマジシャン酒井雄二氏。

音叉という刀を持つ音侍。最も低い声「最低」な男。トンネルでひとりハモリを嗜み、母校慶大で教鞭もとる先生、北山陽一氏。

柔と剛の切り替えは逸品級。40過ぎてからの「仕上がり」が凄い(私統計)。24~5で『永遠に』の歌詩を書いたグループ最年少、安岡優氏。

へへへ、いよいよ何言ってんのかわからんくなってきたなこれ。だから言うたやん、「ライブ行け!」で終わるって!

その日が来るまでは自宅で予習復習ハーモニー充!

最新アルバムは『G25』で全シングルのリミックス版なんやけど、

(サンキュー金爆!)

あえてライブDVD・Blu-rayから入るってのもおススメしたい……。『アカペラ港』や『ハモれメロス』など演劇と融合した舞台もおもしろいねんなぁ。

まぁなんでもいいよ聴いてくれれば!

関西ならタワーレコード梅田大阪丸マルビル店はいつか行って。聖地やで。

去年2019年12月21日デビュー記念日のツイート。スタッフさんいつもありがとうおおきに!!!!! ホンマ無事に完走という字面がこんな重くなるとは……。

47全都道府県をめぐるデビュー25周年記念ツアーは現在中断中。でも延期公演の払い戻しからのチケット再発売もあるかもなので、チェックしたらいいよ! あれだよ、湯治みたいなもんだから。効くでぇ~ゴスのライブは。

彼らの25周年を祝い、皆が集える歓びを祝い、音楽ができること、楽しめることを祝える日が一日も早く訪れますように。

その日が来るまで、その日を手に入れるために、休日は家にいます。

最後に。公式が紹介動画配信してたのを思い出したので貼っときます。

3分ちょっとください。

やっぱり私書かんでもよかったんちゃうのこれ(笑)

♪4月11日追記

4月18日より毎週土曜日20時から、ゴスペラーズ公式ツイッターで生配信スタートのニュースキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

8時はツイッターに全員集合♪♪♪♪♪

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