YOASOBIの『三原色』ラスト2行で知る物語
物語は白い朝日から始まる
「また明日」
ここから読み解く、三原色の物語。
光の三原色は、レッド・ブルー・グリーンの三色。
PVでは、この三色を三人組にたとえて表現しています。
(https://iro-color.com/episode/three-primary-colors.html より)
光の三原色が、すべてぴったり重なるところは、白。
「白い朝日」のヒントになりそうです。
余談ですが、
#パオパオチャンネル さんが『三原色』の踊ってみた動画を投稿した際、
その衣装が白統一であったことからも、
三原色の重なりについてのメッセージ性が(パオチャンずの界隈で)際立ちました。
↑ だいすき。(((
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読み解く、など大それたことを言いましたが
普遍的なメッセージかもしれません。
けれど、
光
明日
物語
朝日
これらに注目して歌詞を読むと、
ダブルミーニングでこの二行を愉しむことができます。
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1. 物語は白い…始まる
ここでけ切り取ってみます。すると
「白紙」
がイメージされます。
物語の始まりは、いつも白紙。ここから描き始める。
そんなストーリーが見えてきます。
ここで面白いのが、
PVの中で三人の交かんノートが登場しているところ。
「白紙」になってしまった、途切れた物語の描写を視覚的に行っているところです。
歌詞には、「ノート」「紙」「白紙」というワードはないけれど、
この一行から連想することができるのです。
2. …朝日から始まる 「また明日」
よく耳にする謳い文句で
明けない夜は無い
とか
日はまた昇る
なんて言いますよね。
この歌詞から、朝がやってくる必然性と、
そこから切っても離せない朝日…光の存在を示します。
3. 物語は白…から始まる 「また明日」
白…は、光の三原色がすべてぴったり重なったところにあらわれる色です。
物語は白…から始まる
これは、
1.物語は白紙から書き始める
2.(一日という)物語は白い朝日から始まる
そして、
3.(僕たちの、どこかで途切れた)物語は、3人全員がそろってやっと、もう一度始まる
という、三つの意味が読み取れます。(トリプルミーニングだった…!)
ラストの「また明日」は
明日が来る
=日がまた昇る(必然)
=白い朝日が差し込む
=白い光が差す
=三原色が重なっている
=三人がまた全員そろって出会う(必然)
⇒ 白紙から描き始める
=ノートに「明日」の日付と、溢れて止まらない 話したいこと 伝えたいことがこれから描かれていく未来
…ということを表現しているのではないでしょうか。
いつも、物語から生まれる #YOASOBI さんの歌は
たった2行でも、また新しい物語を動かし始めているようです。
だから好き。
今日も聞こう。そして
「また明日」も。
フルバージョンたのしみ。
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