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内申点を上げるために5000円かけた絵本

我が家の双子の弟くん。希望校に合格するため、夏休みの課題に気合が入っていました。

家庭科の課題は「オリジナスの絵本」を作成すること。0歳から3歳くらいまでの子を対象に、子どもたちが読みたくなるようは絵本を作るのです。

子育てしていないのに、絵本を作るのって難しいのではないかなと思って様子を見ていました。

すると、さすが次男くん。ベテラン?子育てママの私に相談しにきました(笑)
しかも、企画の段階から「どうしようか一緒に考えて欲しい」と。

  • わかりやすい

  • ちょっと仕掛けがある

  • 配色がきれい

など、いくつかの彼のこだわりを踏まえて、以下のように私がアドバイスしました。

  • 絵本に書く言葉は単純で、反復しやすいものがいい

  • 同じ形で色の変化を使ってわかりやすいといい

  • 生活の中で見たことのあるものを絵にするといい

その結果、果物の絵本を作ることになったのです。

黒く形を描いただけのりんごに、上から絵の具をかけると、次の絵には赤くなったりんごが描かれている。りんごの次はバナナが続きます。

絵の具をかけるところろは、仕掛け絵本的になっていて、パタンと上にめくると色のあるりんごが見えるようにしました。

あとは色を塗るだけだね…。と思ったら、ここで問題発生。
表紙と中身の紙の素材が違う関係で、ペンをいくつも揃えないといけなくなったのです。

表紙は油性のペン、中は紙に対応し裏移りしないペンを。ネットで注文したり、車で30分かけて追加で買ったりした結果、制作代に5000円近くもかかりました。

理想通りの絵本となったようで、嬉しそうにする次男を見てホッとしましたが、高い絵本だなぁって思いました(笑)

彼の思いが届いて、内申点が満点であることを願います⭐️

ちなみに、双子の兄の方も同じ課題がありました。長男くんは、いつもギリギリで力を発揮する省エネタイプ。夏休み前日になって、私に相談しにきました。

次男と同じにするわけにいかないので、長男の作品は自動車関連の絵本に。運よく次男が使っていたペンが揃っていたので、徹夜して描いていました。

こちらも思った通りの作品ができたようです。

内申点も大事だけれど、いつかこの絵本が彼らの子供たちに読まれる日があったら嬉しいなぁと思いました。その時、私はおばあちゃんなのですね!

何年ごになるかわからないけれど、孫に読む日を楽しみにしていたいと思います。


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