独立・起業には「30代」が良い理由。

こんにちは(^^♪

ナビたろうです、アクセス頂きありがとうございます。心より御礼申し上げます。このマガジンでは、日々の気づきや考えなどをとりとめもなく、まとめていきます。文章の乱れなどはご了承くださいませ。

本日のテーマは、最近ちょこちょこ感じている「独立に最適な時期」について。よく「起業は30代がよい」みたいな話を聞きますが、それについて感じていることなどをまとめていきます。

なぜ「30代」がよい？

そもそも、起業・独立するなら「30代」がよいのはなぜなのか、この点について、改めて。人によって「理由」は様々ですが、下記のような理由が大きいのではないでしょうか。

・エネルギーがある（経験も圧ある程度ある）
・失敗しても取り返しができる（挽回できる）
・思いきりがいい（行動力がある）

思うに、どれも理由としては「その通り」だと思います。加えて、30代の独立や起業が成功しやすいのは、「視野・ポジション」の要素も大きいのではないかと思っています。

出世すると衰える「プレイヤー」能力。

私は20代から30代前半にかけて「学習塾・教育業界」で働いてきました。この業界に関して言えば、会社に所属していると、下記のようなコースで昇進、出世の道が用意されています。

独立したり、起業したりして、成功するためには「経営」「マネジメント」「プレイヤー」の３つ、すべての能力が必要です。しかし、会社に所属して順調に出世していると、どんどん「現場」からは離れていきます。自分が「プレイター」として働くことが少なくなるのです。当然、能力も劣っていきます。例えば、学習塾業界では「部長クラス」になってしまえば、現場の教室に行くことはほとんどなくなります。本社にいて、管理業務を担当するようになります。ある日、突然、教室で「教室運営」をしてくださいと言われても、できなくなってしまいます。このような「プレイヤー能力の衰え」はどのような業界でも起こり得ることです。

「３０代」が交差点。

では、最初の問いに戻りますが。30代において「起業・独立」が成功しやすい理由です。それは「視野・ポジション」と言いましたが、要するに、会社の中で「プレイヤー能力を保持しつつ、マネジメント（経営）レイヤーの視野がある」からだと私は思います。このバランスが最適な時期が、30代ではないでしょうか。

思うに、40代に入っても「プレイヤー能力」が高い人は割とするっと独立できる印象があります。一方、プレイヤー能力が衰え、マネジメントレイヤーで仕事に忙殺され、不満を持ちつつも年収だけが高くて捨てられない人は仮に独立しても成功はしないでしょう。そのような人は結構多くいるように思います。よほど運よく、優秀なプレイヤーを捕まえないことには、なかなか成功はしないでしょう。

結論として「30代」がよい、というのは正しいとは思います。しかし大事なことは、「プレイヤー能力」と「視野」のバランスが本質だと私は感じています。

本日はこのへんで！