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「描くチカラ」について。

こんにちは!本日も最近の気づき、思考などを備忘的にまとめていきたいと思います。時間のある方はぜひお付き合いを!

本日のテーマは「描くチカラ」について。

描くチカラ、といっても実際に絵を描くチカラではなく、ビジネススキルとしての「描くチカラ」についてです。

「描ける人」は少ない。

まず、世の中にビジネスパーソン多しといえども「描ける人」ってごくひとにぎりだと感じます。いわゆるマネージャーと呼ばれる人であっても、描くチカラのある人とない人がいます。マネージャーの中でも、描くチカラのある人はより上位の組織レイヤーに上がっていくことができますが、そのチカラの無い人は残念ながら上には上がれないようです。それくらい、描くチカラは希少性の高いスキルだといえます。

「描くチカラ」とは?

では、描くチカラとはどんなチカラなのか? それは、端的にいえば「実現すべき未来を設定し、そこに至るまでの解像度を上げるチカラ」だと思います。組織メンバーが10人いるのであれば、その10人が共通認識を持って目の前の仕事にのぞめるように、将来の設計図を作ってあげる必要があります。その設計図の作成スキルこそが、描くチカラです。そこには、論理性やビジョン性、優先順位づけなど、さまざまなスキルが絡んできます。

「描くチカラ」を磨くには?

そのような未来の設計図は「現状の分析(課題分析)」と「課題解決のための打ち手(企画)」で構成されています。つまり、描くチカラを磨くためには「課題分析」のスキルと「企画」のスキル、この両方を磨く必要があります。ロジカルとクリエイティブ、の2つともいえるかもしれません。論理だけでは、人が納得するような未来は描けません。一方、クリエイティブだけでは、支離滅裂になってしまいます。その両輪がバランスよく盛り込まれていることが、よい設計図の条件です。

最後に、私が新卒で就職した会社の最初の上司がこんなことを言っていました。描くことも大事だけど、もっと大事なのは「早く、大きく、描くこと」だと。そのときは、その意味が分かりませんでしたが、今は良く分かります。描き方はそれぞれですが、描くスピード、そして範囲の大きさが、その設計図の価値を決めるのだと感じています。

本日はこのへんで!

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