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✅リノベ物件を買ってはいけない!?「新しく見える」「オシャレ」に惑わされるな!

築年数の古い物件が、リノベーションをして新しい設備やオシャレな内装にしたものを良く見かけるようになりました。デザイン性もよく新築物件のように生まれ変わり、新築物件や築浅物件に比べればお手頃な価格なので、購入を検討されている方も多いでしょう。
しかし、不動産の資産として見る場合、リノベ物件を購入することはオススメできません。
資産性ではなくデザイン重視の方には良いかもしれませんが、不動産としての価値、後々の管理・修繕を考えると、決して良い買い物であるとは言えません。
本記事では、リノベ物件をなぜ買ってはいけないのか?についてご紹介します。現在、物件を探している方はぜひ参考にしてみてください。

✅不動産業者はリノベ物件の本当のデメリットは教えてくれません。

大前提として、不動産業者は物件を売るのが商売です。
当たり障りのないデメリットは教えてくれますが、「これは買わない方がいい」なんてことは決して言いません。
まずは、リノベーション物件そのものの仕組みと共に、メリット・デメリットをご紹介します。

🔴リノベーション物件とは?その仕組みとは?

リノベーション物件とは、古くなった物件の内装を大きく”今風に”変えてしまうことです。まるで新築のような仕上がりであり、流行りの間取りやデザインを取り入れた物件となります。
リノベーション物件の仕組みは、築年数が経ち、なかなか売れにくくなった物件を売れるように手を加える手法です。
個人の物件オーナーがリノベ物件を販売する場合もあれば、不動産業者が古い物件を安く買い取ってリノベ物件として再販するケースがあります。
売却する側や賃貸経営をする側としては有効的な方法ですが、住居として購入する場合、決してオススメする物件ではありません。

🔴リノベ物件2つのメリット

リノベーション物件のメリットはこちらの2点です。
・価格は新築より安く、内装は最新になる
・今時の間取りや最新の設備が可能

内装が新しい状態になり、新築物件より安い価格で手に入れることができます。リフォームのように劣化した部分を新しく修復することとは異なり、新しい物件として生まれ変わるので、付加価値のある中古物件です。

🔴リノベ物件の3つのデメリット

リノベーション物件のデメリットはこちらの3点です。
・リノベーション費用が上乗せされている
・管理費や修繕費が高い
・住宅ローンが十分に組めない場合もある

リノベ物件にはリノベーション費用が掛かっています。
リノベする前の相場が2,500万円だとして、リノベ工事に300万円かかったとしたら、その分が上乗せされて2,800円以上で売られることになります。リノベ工事の費用は、不動産の資産価値にはあまり関係するものではないので、リノベ工事代が不利になる可能性があります。
また、マンションの場合は築年数が古いため、管理費や修繕費が高いケースが多いです。
そして、築年数が古い物件の場合、耐用年数の関係もあり住宅ローンが長く組めないことがあります。このようなデメリットが注意点としてよくあげられますが、もっと注意しなくてはいけない部分があるのがリノベ物件です。

✅不動産業者が言いづらいリノベ物件の大きなデメリット

リノベ物件のデメリットは、不動産業者も軽くは伝えてくれますが深くはなかなか伝えてくれるところはないでしょう。

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