遠距離恋愛💛問題発生、お家に帰れない
「ただいまぁ」
一緒に居られる日。
お昼ご飯の材料を買って帰ってきた私はまぁくんに帰ってきたアピールをする。
そしたら私の中ではとてもとてもおかしい返事が返ってきた。
「おかえりぃ〜早かったね。」
ん?早い?
おかしなこと言うなぁ〜。
そう思いながら
「えっ遅かったやろぉ?」
「えっ?遅くないよ、早かったよぉ」
ってまぁくんが2回も早かったって言う。
「絶対遅かったはずやけん。待ち遠しかったはずやもん。早いはずないもん」
私がそうやって答えると、笑いながら
「はははは笑。早かったなぁ〜笑」
って再度早かったって言ってくる。
スーパーから帰ってくるまでの所要時間、20分。
そりゃ早いよねぇ。笑
私ももう帰ってこれたくらいの気持ちだったからそりゃ早かったって言いたくなるのはわかる。
でも待ち遠しかったよぉって言ってほしい今日この頃の私なのだ。
それにしても、こんなくだらない会話が今日もできるのも、ちょっと問題が起きてしまって私が帰れなくなてしまったからだ。
家族がコロナになってしまい、お家に帰れなくなってしまった。
「そっちに居らせてもらえるなら、そっちに居ったほうがいいかもしれんね。」
ってお母さん。
今日はお母さんのお誕生日だから帰るつもりだったのに。
ケーキも予約して今日を楽しみにしてたんだけど、コロナならしょうがない・・・ケーキもキャンセル、帰宅もキャンセル、確定申告の税理士さんとの打ち合わせもキャンセル、友達との約束もキャンセル、とまぁキャンセル続き。
コロナというものは、たくさんの問題も起こしてくれる。
でも、一緒に居られるという喜びも与えてくれた。
お誕生日の日に会いにこれたっていうお誕生日プレゼントが、今日もまだ続いている。
私達はコロナがなかったら、こんなふうに一緒に居なかったかもしれないねってさっきちょうど話してた。
きっと、まぁくんが私に東京においでっていうこともなかったし、私が東京に来ることもなかったし、世の中の流れは不思議だ。
コロナによって、私は仕事ができなくなって嘆き悲しみ落ち込んだ。でもその代わりにまぁくんと過ごせる時間は手に入った。
しかもお誕生日の日にまぁくんに会いに来れた。
そんなの無理だと思ってたから願ってもなかったし、考えてもなかったから一緒に居られることが不思議でたまらなかった。
いつも何かしらいろんな出来事が起こったとき、最初はその表面だけがたくさん見えてきて、それに対しての反射的な感情が表にバァッっと出てきちゃって悲しかったり辛かったり悲観的になったりしてしまうことがある。
でもどんな出来事にもプラスのものが隠れていて、そこをしっかり見つけることができたら捉え方も変わる。
悲観的な出来事が、明るく嬉しい出来事に変わったりもする。
今の私の置かれている状況は、正直コロナで仕事ができない、収入がない、仕事もいつから出来始めるかわからない、こんな状況だけど、でもそのおかげでいつも会えないまぁくんの横に居ることができた。
残り少ない東京での時間、こうやって会いたい時に会いに来られる時間を、こんなにもたくさん一緒に居ることができたんだから、仕事が出来ないことに対しても感謝でしかない。
こんだけたくさん空いた時間にnoteを書きながら自分を見つめ、まぁくんとの楽しい時間をここに残し、これからの未来へ続けていく。
遠距離恋愛、それだけではない普通ではない恋愛だけれど、でもそれによって得られるものに目を向け、1日1日を大切に過ごしていけるのなら、今の私はそれで良いのかもしれない。
何が正しくて、何が間違っててなんて、そんなの本当の意味ではわからないのだと思うから。
今日も1日何かをしたというわけではないけど、こうやって空気のようになんだか当たり前のように一緒に居られる時間を過ごせれて、それだけで楽しい1日が今日も過ぎていく。
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