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遠距離恋愛💛783Kmの距離が教えてくれること

「でんわするぅ?」

このLINEが入ってくるのが毎日嬉しかった。

「しよぉ♪」

まぁくんの手の空いた時間にビデオ電話をする日々。

もちろん私から電話しよっていうときもある。

最初は苦手だったビデオ電話が、いつしか当たり前になっていくのを感じた。

LINEのビデオ電話なんて、私は使ったこともなくてただただ恥ずかしいだけのものだったんだけど、いまは普通の電話のほうがなんだか物足りなく感じるようになった。

電話では今日あったホントに日常のささいなことを話したり、まぁくんが仕事の予定を教えてくれたりする。



私も自分の予定を伝えてみたりして、また電話ができそうな時間に話そうねってどちらからともなく約束をする。

当たり前のように思えるかもしれないこのひとつひとつのことが、私にとってはとっても新鮮で、なんのストレスもなくこんな会話ができることが不思議でもあり、なにより嬉しくて仕方がなかった。

「今日はいつ話せる?」
「次はいつ話せる?」

そうやってまぁくんから入ってくるLINEによって私の何かしら構えていた心は少しずつほどけていき、この流れに身を委ねてみてもいいのかもしれないと思うようにもなった。

783kmの距離で生活していても、離れてるなんて全然感じさせないで居てくれるくらい近かった。

近くに居るのに不安になる恋愛より、遠くて会えなくても安心して暮らせれる恋愛のほうが私は好きなんだと知った。

毎日会えないと嫌、毎日一緒に居たい、そう思っていた私にとって、まぁくんとの遠距離恋愛は新たな価値観を私に教えてくれるものでもあった。

そんな日々がとても楽しくて、783kmの距離をも愛おしく感じることができるこの関係が、私はとても好きだ。

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